「とこてく」 みんなの声

和風なやさしい色、かさかさした質感の紙でできてます。
簡単な言葉で、子どもも飽きずに見ています。

「とこてく」という言葉の響きに興味をしめしたのか、娘が借りてきたのですが、どうも意味がわからないらしい。
たぶん、ものがたりがないからかな？
だって、文章はいたってシンプル。
「とことこ」とか、「てくてく」とか、「ぶらぶら」とか。
短い文でも、伝えたいことがはっきりしているのですが・・・
最後の、「ひゅ〜ん」だけは、面白がっていました。
やっと、赤い道に指を這わせて遊んでいました。

真っ赤な道がとても印象的で、まわりの生き物達も鮮やかな色をしているので、小さいお子さんならきっとすごく興味をしめすのではないかと思います。
娘には、ちょっと物足りなかったですが、小さいお子さんなら喜ぶと思うので、星５つにしました。

全ページを通して、色鮮やかなイラストの中には赤い道が通っています。まっすぐだったり曲がりくねっていたり、時には二股に分かれていたり・・・。書いてある文字は「どんどん」とか至って短くシンプルです。１歳になったばかりの息子の手をとって赤い道をなぞっていくと、声を出して喜んでくれます。最近は他の絵本を読んでも人差し指を出して道をなぞるような仕草をしているので相当気に入ったのでしょう。
絵もかわいいし、低年齢の子供にも十分楽しめる絵本です。

たくさんの色彩。
可愛いイラストに、谷川俊太郎さんの素敵な文章。
3ヶ月の息子に読んでいますが、ジーッと絵本を見つめて私の目には楽しそうに見えます。
明るく、楽しい絵にこんな小さな頃からでも反応するのかな？？と言う印象を持ちました。

奥山民枝さんの表紙絵がとっても可愛くて、これは素敵！と、図書館で借りてきました。
短いし、リズミカルで楽しいし、仕掛け絵本みたいなところもあるし、参加型にも出来そう！
実は、先日行ってきた小さなお子さん向けのお話会で使おうと思っていたのですが、
当日集まったお子さんがすくなくて、じっとお話を聞くよりも手遊びをした方が楽しそうだったので、急きょプログラムを変えて、この絵本の読み聞かせはできませんでした。
うお〜、残念です！
次回、機会があったら使いたいです。
斬新だな〜と思うところは、目線で追っていくことになる「とこてく」と歩く“道”があかいこと！！
ゆっくりゆっくりページをめくって、描かれている世界を堪能してほしいな〜と、思います。