へんしんシリーズは、6冊あると思いますが、やっとこれで完読です。
もしかすると、シリーズで最高傑作と言えるかも知れません。
やはり設定がトイレというところで、まず子供が大喜び。
なぜかトイレって、子供にとって笑いの対象先ですよね。
トイレに入ってすっきりするから、素敵な変身をするかと思いきや、とんぼは、残念な変身に終わってしまうし、おおかみが入ったら紙が無くなるといった遊びもあって、本当に流石です。
あきやまさんて、子供が楽しいことが本当に良く分かっているのだと感心します。
最後のクイズで、トイレの紙がなくなり困ったおおかみはどうしたでしょう?
答えは絵をみてね・・・で、戻って絵を見ると成程と、こんなオチもあったりして、最後まで楽しめる絵本です。
言葉遊びはもちろん、楽しさいっぱいの絵本ですので、親子で楽しんで欲しいと思います。