作者は、おかあさんといっしょで「ぱんつぱんくろう」を描いていらっしゃる方です。
途中トイレさまそっくりのノートが用を足しにきます。
まだ早いかな〜と思いながら入園したばかりの娘に読み聞かせました。最初わからなかったようですが、言葉を繰り返しながら 「ほら、変わってるやろ」と説明すると、あっけなくハマりました。
それからしばらくは、喋る言葉すべてを繰り返して変身するか確かめて楽しんでいました。年齢層が広いなあ。
黙読でこのおもしろさは伝わりません、ぜひ音読で。読み聞かせ会でも掴みに持ってくるとウケそうですね。が、読み手の力量を問われそうです。
ただとんぼを蚊と勘違いしたり、まんじゅうをだんごと思ったり、娘のように絵がわからないということも。
紙がなくなったオオカミくんの前で、挿絵でもちゃんと紙がなくなっており、紙を〜と震えるオオカミくんが出たあとは双葉が一枚なくなり、次に入る家さんはちゃんと替えのペーパー持参で走ってきます。
この細かな絵にもご注目。ちなみに飛んでったトイレにも、裏でちゃんとオチがついています。