この絵本。子どもにはあまり受ける本ではありませんでした。
しかし、何かを感じ取っていたように思います。
目が見えないってどんなことだろう。自分たちは勝手に想像するけど、実際の当人たちがこれほどの感性をもって周りの世界をみているのかと思うと、ただただすごいと思うばかりです。
土のにおい、風の形、自分自身の姿、知らない世界の形、etc。
彼らの感性は研ぎ澄まされていて、私たちが普段当たり前にして見過ごしたり、無関心だったりすることが、とても大きなことなのだと感じました。
多分、息子も自分の感じ方と、この絵本の中で紹介されている目の不自由な子どもたちの感性の違いについて、考えていたのだと思います。
たまには、こんな本を読んであげることも大切かと思います。