くりのきむらのゆうびんやさん」 みんなの声

くりのきむらのゆうびんやさん 作:たまの まさと
絵:こにし みすず
出版社:あづき
税込価格:\1,650
発行日:2004年09月
ISBN:9784901970501
評価スコア 4.25
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みんなの声 総数 3
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  • 日本っぽい絵本

    ウサギのはやあしさんと奥さんのしらゆきさんが働いている村の郵便局。はやあしさんは、村の動物たちが書いた手紙を毎朝となり町の郵便局へ届け、午後は村中をまわって動物たちに手紙を配ります。
    そしてタヌキのたのまるおばあさんの誕生日が近づいていました。おばあさんは、となり町から息子夫婦と孫たちを呼んでお祝いをしようとクリの実を拾い、ごちそう作りを考えます。でも、天候が急変し…。

    お話はとってもシンプルな、そして昔の日本を思い起こさせるような内容でした。
    働き者のウサギ夫婦の姿に感動し、タヌキのたのまるおばあさんの気持ちに共鳴。いくつになっても自分の誕生日はお祝いしてもらいたい。でもやっぱその一方で、ごちそうを作ってあげたい。母の心情そのものではないかなあと思ってしまいました。

    この頃各地で台風などの自然災害の被害が急増していますが、絵本の中でも大きな川が氾濫しかかっていたり、自然って怖いものだということを、息子は感じたようです。

    ネットが普及し、手紙を書く機会が少なくなりましたが、手紙ってやっぱいいなあと感じる絵本でした。

    投稿日:2006/10/31

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  • こころのふるさとを子どもたちに

    • ポストさん
    • 40代
    • その他の方
    • 滋賀県

    テレビゲームに夢中の子も、マンガしか読まない子も、サッカー大好きの子も、受験勉強しか興味のない子も、宇宙にあこがれている子も、日本の子どもなら一度は手にして欲しいと思います。なぜなら、この絵本には失われつつある日本の風景や、日本人の優しさ、ひたむきさが素朴に描かれているからです。大雨の怖ろしさもきちんと表現されています。あまり見かけなくなった丸い形の郵便ポストがあり、今風のメールではなく、封筒に入った手紙や葉書を届けてくれる郵便屋さんが奥さんと一緒に働いています。大事な大事なお孫さんに、是非読んであげてください。

    投稿日:2005/04/12

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  • 自分のために買いました

    この年になってこんなことを書くのは恥ずかしいのですが、母が亡くなって初めて母親の愛が無償の愛であったことに気づきました。この絵本には子を思う母親のそんな気持ちが素朴に描かれています。書名からは分かりませんが、絵本を開くとそれが次第に伝わってきます。そして涙が出ます。でも絵本のおばあさんは、それをユーモアで打ち消しています。娘や息子たち、孫たちのことを思いながら自分の誕生日プレゼントに買いました。栗のお菓子は救いです。

    投稿日:2005/03/28

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