「ねえ、どれがいい?」
と問いかけて、子供をひきつける。
でも、選ぶのはいわゆる「究極の選択」・・・。
数個の選択肢には、まともと思えるもの、素直に「これがいい♪」と思えるものはほとんどない。
どこで眠るか?
どこに住みたいか?
怖い系の動物にどうされたいか?
などなど、聞かれる問題は変なものばかりで、とにかく自分では答えを選べるようなものはない。
それでも子供たちからは、様々な答えが返ってくるからおもしろい。
やさしいタッチの絵なのも、救われているのかも。
どんな年齢でも、それなりの考えが返ってきて、参加型の絵本としては申し分ないものだと思う。
読み聞かせの会でも、我が子に読み聞かせるのでも、とっても楽しめること間違いなし。
お金をもらえるならどんなことが出来るか・・・。
お父さんが踊るのとお母さんが怒鳴るのと、どっちがイヤか・・・。
この2点は、特に年齢を感じさせる返答になるのでおもしろいかも。
おススメの一冊です。