新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

  • かわいい
  • ギフト
  • ためしよみ
新刊
ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック

ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック(Gakken)

SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。

  • 学べる
  • 役立つ

おじいちゃんがおばけになったわけ」 みんなの声

おじいちゃんがおばけになったわけ 作:キム・フォップス・オーカソン
絵:エヴァ・エリクソン
訳:菱木 晃子
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2005年06月
ISBN:9784751522783
評価スコア 4.79
評価ランキング 442
みんなの声 総数 149
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

149件見つかりました

  • 忘れないよ、おじいちゃん

     心臓発作で急に亡くなったおじいちゃんが、おばけになって出てきました。でも、いつまでも このままではいけないと、この世の忘れ物を探すために、孫のエリックと一緒に夜の街を彷徨います。

     そして、二人で たくさんの楽しかったことを思い出しているうちに、「忘れ物」が わかりました。それは、「さよなら」をきちんと言うこと。二人でしっかりとお別れを言いあうことで、おじいちゃんは納得して、あちらの世界へと向かったのでした。そして、エリックも日常に戻っていきます。

     小さな男の子、エリックが大好きなおじいちゃんの死を受け入れることを描いた絵本です。同じような経験をして悲しんでいる子どもさんがいたら、ぜひ読んであげたい絵本だと思います。

     元気な時には、楽しく一緒に過ごす、そして、別れの時にはきちんとお別れをして納得する。そうすれば、「死」によって隔てられても、心は繋がっているし忘れることはありません。一緒に過ごした楽しい思い出は、消えることはないのです。

    投稿日:2017/08/19

    参考になりました
    感謝
    0
  • 大人向けな内容です

    おばけ大嫌いな息子と読みました。

    タイトルが怖かったのですが、
    出てきたおじいちゃんのおばけがとても自然な会話を
    していて、怖がらずに最後まで、読み聞かせできました。

    主人公の男の子が、おじいちゃんの忘れ物を探す場面は
    息子もワクワクしたようでした。

    最後は、とても切なくて、大人の方が泣きそうになって
    しまいました。息子は、言葉にできない感じがしたそうです。
    まだ、子供には伝わりにくい部分です。

    息子には、もっと大きくなってからもう一度読んで
    もらいたい内容だと思いました。

    投稿日:2017/08/17

    参考になりました
    感謝
    0
  • 自分のおじいちゃんを思い出す・・・

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子6歳、男の子2歳

    ある日突然死んでしまった‘じいじ’と僕の物語。じいじはなぜか成仏できず、なにか忘れ物をしたからではないのかと、僕と一緒に忘れ物を探しまわります。そして、ついに、じいじの忘れ物が明らかになります。
    じいじが自分の人生を振り返る場面も、じいじと僕が二人の思い出話をする場面も、とても切なくなりました。私にも大好きなおじいちゃんがいたので、思い出してしまいました。
    可愛らしい絵ですし、おばけといっても全く怖くありません。子どもの身近な大切な人が亡くなったときに、読んであげたい絵本です。

    投稿日:2017/08/15

    参考になりました
    感謝
    0
  • おじいちゃんの思い出

    大人が読んでもとっても楽しめる本でした。

    どうしておじいちゃんは、天国に旅立てないのだろう?
    どうして毎晩主人公の男の子の前に現れるのだろう?

    そんな疑問を主人公と一緒になって考えながら、
    少し不思議とワクワク、少し切なく読み進めていった本でした。

    おじいちゃんがこの世で過ごした思い出を、
    子供の頃から、孫の主人公と過ごした日々まで、

    いろんなエピソードを思い出して話すのが、
    とても楽しく、やはり切なかったです。

    人生は、単調なようで、
    たくさんの経験をしていて、いろんな人、大切な家族との
    大切な素敵な思い出をたくさん作って生きてきたことを
    この短い絵本の中で見せつけられたような気分になりました。

    さらっと書いてありましたが、おじいちゃんとおばあちゃんが、
    素敵な思い出を作りつつも、先に天国に行ってしまったおばあちゃん。

    おじいちゃんは、おばあちゃんとの別れを
    人生で経験しているんだなぁと、しみじみと考えてしまいました。

    今度はおじいちゃんが、この世の人と別れる番であり、
    このストーリーの醍醐味ですが、
    わたしには、おじいちゃんがまたおばあちゃんと天国で会えるということが、
    なんだか読んでいて嬉しくなりました。

    投稿日:2017/08/16

    参考になりました
    感謝
    0
  • 心残りを思い出すまで

    突然、心臓マヒで亡くなった、おじいさんが、孫のエリックのところに
    やってくるお話です。
    死んでから、気がかりなことがあって、その気がかりなことが解決するまで
    何度か、おばけになってやってくる、、大人の小説では、幽霊というほうが多いようですが、そういうタイプのお話しです。
    二人が話しているうちに、じいじとエリックには、二人で遊んだ愉快な思い出がたくさんあるのがわかりました。とてもいいですね。
    わたしも、その時は、大切な人のところを訪問できたらいいなと思いました。

    投稿日:2017/08/16

    参考になりました
    感謝
    0
  • 家族の死について

    6歳の娘と読みました。
    昨年、身内で不幸があり、お通夜からお葬式まで立ち会った娘。「死」というものをとてもリアルに感じていて、その経験もあったのでこちらの絵本はよいタイミングでした。
    「死」について扱っている絵本ですが、暗くなく、ユニークなところもあり。それでいてふざけていなくて、最後は胸がじーん。素晴らしい絵本に出会えて感謝です。

    投稿日:2017/08/15

    参考になりました
    感謝
    0
  • 初めての死

    私の子供は最近子供と凄く仲良しだった叔父が亡くなるという叔父の死を経験しました。子供にとっては初めての人の死で、初めはまだ人が亡くなるということがよく分からなかったようです。

    私は叔父が亡くなった時、叔父はお空の上からいつも見てくれているよ、と子供に言っていました。なので子供は叔父はお空の上にいるものと思っているようです。ただ、もう2度と会うことが出来ないという事も分かっているようです。ただ、叔父はとても子供のことをいつも考えてくれていたので、本当にこの本を読んでいるとただのお話とは思えませんでした。

    叔父を思う子供と、子供を思ってくれる叔父。本当にこの絵本の内容と被ってしまって涙が出そうになりました。大人になっても人の死は凄く辛いものなのに、子供にとったら本当に辛いだろうなと思いました。子供も本当にいつも叔父のことを思ってくれていたので、その後は叔父と一緒に撮った写真が家の中に飾ってあります。

    家族の死、人の死は本当に辛いけれど、この絵本はそんな人の死を優しく、そーっと子供に教えてくれている気がしました。素敵なおじいさんとエリックのお話で、「亡くなってしまってもいつも君のことを思っているよ」というメッセージが伝わってきたような気がしました。本当に大切なもの、それは思いやる気持ちな気がしました。

    子供にも叔父のことをいつまでも覚えていてほしいな、そう思っています。死は辛いけれど、これからも叔父のことを忘れずに子供にも元気で頑張っていて欲しいと思いました。

    この絵本は本当に人の死について大人にも子供にも優しく、本当に大切なものを教えてくれる、そんな気がしました。本当にジーンと胸が熱くなる、そんな素敵な1冊でした。

    投稿日:2017/08/15

    参考になりました
    感謝
    0
  • おばけとお話できたらいいですね

    子どもの時に亡くなったおじいちゃんのことを思い出しました。おじいちゃんは亡くなる数日前に 今しんでしまうと孫である私の大事なイベントと重なってしまうということを 気にしていました。そんなことをしゃべれる状態の人が亡くなるなんて 想像できなくて、本当にその気にしていたイベント直前に亡くなった時はびっくりでした。
    イベントに参加できないことなんて大した問題じゃなくて
    最後まで私のことを気にかけてくれた事を思うと胸がいっぱいになりました。おばけになっていたら おじいちゃんその事を気にして悲しんでしまったかな。
    この絵本みたいに おじいちゃんどう思っていたの?私はちっともイベントなんて気にしてないんだよって伝えられたら良いですね。

    投稿日:2017/08/13

    参考になりました
    感謝
    0
  • 男の子とおじいちゃんの関係

    おばけのおじいちゃんとエリックは、おじいちゃんがおばけになってしまった理由を一緒に考えながら、色々な思い出を語り合います。
    「おしりのうた」を歌ったり、おばあちゃんに聞かれないようにお料理を「まずそう」なんて言ったり。
    私の祖父は二人とも早くに亡くなったので、一緒に過ごした思い出はほとんどありません。
    大好きだった祖母との思い出は、あやとりや、おままごと、お裁縫などで、エリック達とは随分異なります。
    エリックのおじいちゃんからの最後の言葉も「男同士の関係」という感じで、おじいちゃんは男の子にとって、色々な事を教えてくれる特別な存在なんだろうなぁと感じました。

    投稿日:2017/08/14

    参考になりました
    感謝
    0
  • 突然に

    大切な人との突然の別れ。誰でも受け入れることはできません。だから、おばけ、という表現で、魂と体はあるけれど、実体がない状態として描かれています。おばけというと怖いものをイメージしますが、ここでは大切な大好きな人。おじいちゃんの思い出もあるし、自分とおじいちゃんの思い出もある。人が生きるということは、それだけ様々な想いがあるということ。そのひとつひとつはとっても大切な宝物。それらは消えてなくなるわけではなくて心の中で残り続けるということ。さようならするときは悲しいけれど、それでも残って生きていくものは、前を向いて進まないといけない。生きるということ。色々な感情が、絵本の中に詰まっていました。小さな子から小学生くらいの子まで、それぞれが感じる、死というものを考えるきっかけになるなと思いました。

    投稿日:2017/08/12

    参考になりました
    感謝
    0

149件見つかりました

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / おおきなかぶ ロシアの昔話 / がたん ごとん がたん ごとん

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • おばけずし
    おばけずし
    出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
    なんと! おばけも おすしが 大好き!?苅田澄子&柴田ケイコのユーモア絵本


児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

全ページためしよみ
年齢別絵本セット