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おじいちゃんがおばけになったわけ」 みんなの声

おじいちゃんがおばけになったわけ 作:キム・フォップス・オーカソン
絵:エヴァ・エリクソン
訳:菱木 晃子
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2005年06月
ISBN:9784751522783
評価スコア 4.79
評価ランキング 441
みんなの声 総数 149
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149件見つかりました

  • お化けは怖くない

    大切な人との別れって、いつかは来ますよね。
    そのときにとっても上手に伝えられそうなのがこの絵本。
    まだ息子にとってはじいじもばあばも亡くなっていないのですが、そのときがきたらなかなか受け入れられないだろうな、と思い読み聞かせてみました。

    ぴんとは着来ていないようでしたが、お化けは怖いもの、と思っていたのが少し変化したようでした。
    いつかくる別れの準備のために読むのは寂しいですが、読後はとてもあたたかになれる、素敵な絵本です。

    投稿日:2017/08/10

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  • じいじのわすれもの

    大好きだったじいじが死んでしまって、お葬式も終わり、部屋で一人寝ていたエリック。そこに、大切ななにかを忘れてしまったんだとじいじがやってきて、エリックは一緒にじいじの忘れ物を探します。
    次の晩もその次の晩も、じいじの大切なものを探すエリック。探しながら、じいじは生きていた頃の思い出話をぽつりぽつりとエリックに聴かせてくれます。世界中のどこにでもいる祖父と孫。そんな二人の関係がとても温かく、優しく描かれています。
    わが子が私の父のことをじいじと呼んでいることもあり、この絵本を読み聞かせると、とても真剣に聴いていました。エリックとじいじについて、自分と祖父に置き換えて考えていたようです。
    『死ぬ』ということがよくわからない、なんだか怖いと思っている子どもに、大切な人の死というものがどういうものか、この本はふんわりと優しく教えてくれたように思います。

    投稿日:2017/08/09

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  • やっぱり切ない

    おじいさんやおばあさんが、ある程度、天寿をまっとうしたと思える年齢で死んでしまうのは、仕方のないことですが、やっぱり寂しいですね。

    特に、この絵本の男の子は、じいじとの思い出がたくさんある子供だったので、本当の意味で死を受け入れるには時間がかかるかもしれません。

    でも、こうして、じいじがきちんとお別れを言いに、おばけになって出てきてくれたお陰で、少しはさよならすることの心の準備ができたのではないでしょうか。

    学校に行って友達と遊んだり勉強したりして忙しく過ごしていれば、なおさら、乗り換えられるでしょう。

    子供に読んで聞かせたわけではないので子供の反応は分かりませんが、誰にでも訪れる「死」について、抵抗のないかたちで子供に読んで聞かせることのできる絵本の1つなのではないでしょうか。

    投稿日:2017/08/09

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  • 死と向き合う

    「死」というテーマで描かれているお話でしたが、とてもユニークでこどもにもわかりやすく、だけど亡くなった祖父を思い出させるような場面もあって懐かしさに涙が出そうになりました。お盆のシーズンでもあって、故人を思い出して家族が集うことの意味を子どもに教えることができました。

    投稿日:2017/08/03

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  • 死を受け入れられる考え方

    「おばけ」関連で絵本を探していて
    気になったのがこの作品

    じいじとぼくの関係が強かったんだね
    病気でーだったら
    弱っていくとか、その過程が見れるから
    子どもなりの理解が出来ると思うのですが
    突然の死は
    子どもでなくても受け入れる事は
    なかなか難しいと思います

    じいじと逢えているのは
    ぼくだけ
    でも、パパママもなんとなく
    気付いている?

    ぼくの言動・・・
    心配ですよね

    ぼくとじいじの関係が強いから
    尚更なのかもしれませんよね
    って、勝手にいろいろ想像してしまいます

    「死」というお別れの辛さは
    こういう風に考えると
    ぼくとじいじ のように
    きちんと、ふりかえって
    その結果納得して
    日常に戻っていくような
    そんな気になりました

    おばけ関連というより
    「命」とか「絆」?のテーマで
    紹介したい絵本です

    投稿日:2016/05/15

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  • 「ぼく、あしたは、学校へ行くよ」

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子20歳、女の子15歳

    (ずいぶん前に読んでいたのに、感想は書いてなかったようです)
    子どもたちにも十分わかる『身近な人の死』についての絵本です。
    大好きだった人が突然この世から消えてしまった時、それが近い相手であればあるほど、残された者はつらいですよね。
    このお話ではおじいちゃん子だったエリックのところに、心臓発作で死んでしまったはずのおじいちゃんが幽霊となってやってくるところから始まります。

    おじいちゃんは“死んだ”ことで記憶障害が起きているらしく、なぜ、自分が幽霊になってエリックのところへ来たのか思い出せません。
    そんなおじいちゃんのためにエリックは、一緒になって一生懸命おじいちゃんを手伝って、なぜ幽霊になったのかを探してあげます。
    そのやり取りがコンパクトにまとめられた思い出とともに語られているので、読み手もエリックと一緒にすんなり思い出の中に入っていけます。

    最後の最後で、おじいちゃんは記憶を取り戻し、エリックと別れてどこかへ消えていくのですが、私はそのあとのエリックのセリフが特にいいな。と、思いました。
    「ぼく、あしたは、学校へ行くよ」エリック自身もおじいちゃんとちゃんとお別れできたことが、未来へ気持ちを向けるきっかけになったんですね。
    読み聞かせにもお勧めですが、この作品は十分練習をして、本番の子どもたちの前で読み手が感情移入しすぎて泣かないよう、注意が必要です。

    投稿日:2016/02/20

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  • 少し文章が長く、年長〜小学校低学年向けかな、という絵本ですが、優しい絵の雰囲気と言葉遣いは十分心に響くのでは、と思います。

    「ママがおばけになっちゃった!」という絵本が人気を博しているなか、この絵本を手に取ってみて、こちらはとても腑に落ちる物語でした。

    とても真正面に子どもの気持ちをとらえています。
    そしておじいさんの優しさに胸をうたれ、おばけになったおじいさんとの対話をとおして成長したこどもの様子がとても印象的で誇らしくなるような物語です。

    子どもにとって、死んだら人はおばけになる、というのは分かりやすい描写かもしれませんが、その分かりやすさがとても効果的に大切なものを子どもに伝えている良い絵本だと思います。

    投稿日:2015/10/08

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  • 泣きそうでした

    • みいのさん
    • 50代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子18歳、女の子13歳

    読み聞かせボランティアの方が2年生対象に読んだ際、一緒に聞かせてもらいました。「おばけ」というキーワードや、ドアを通り抜けるおじいちゃんの絵に、子どもたちが引き込まれ、みんな静かに聞き入っていました。
    私事ですが、3年前に実父が他界しました。読み聞かせの間、父が孫たちを可愛がっていた在りし日の姿や、亡くなった時の事を思い出してしまい、涙をこらえるのが大変でした。

    投稿日:2015/07/27

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  • タイトルの割には、全く怖さを感じさせない絵本です。

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子3歳、男の子1歳

    私はおばけと幽霊は違うものだと思っているのですが、どうなのかな。どちらかというとこのおじいちゃんはおばけと言うよりも幽霊のような気がするのよね…。おばけだけどちゃんと足もある、かなり人間らしいおばけのじいじ。最後の最後に号泣!

    投稿日:2015/03/17

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  • シンプルに身内の死を捉える絵本

    小2の子供が夜になると「死」について考え込むようになりがちになったのをきっかけに「死」をテーマにした絵本を探して辿りつきました。
    まだ実際に子供には読んでいませんが、読み時を選んで是非読んであげたいと思った一冊です。

    死んでしまったおじいちゃんを思う孫のエリック。
    おばけになってしまったおじいちゃんとまた楽しく時間を過ごすエリックと、現実的に捉える両親。
    でも、おじいちゃんはおばけのままではいけないと「わすれもの」を探し続け、エリックはよくわからないながらも一緒に探して歩きます。

    「死」のテーマでいろいろ読んだ絵本の中では素敵だけれど少し曖昧に感じられる内容のもの(あくまでうちの子供に対しての印象です)も多かったのですが、こちらはとてもシンプルに子供が身近な人の死を受け入れる様子を語ってくれる絵本だと感じました。
    おじいちゃんはおばけとして出てきますが、少しも怖いイメージはなく、優しくゆったりと伝えてくれる印象を受けました。

    投稿日:2014/07/24

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