2歳11ヶ月の息子に読んでやりました。うさぎさんが作ったイスを「どうぞのいす」と立て看板をしたところ、みんながいろんな助け合いをして、されて、最後にはびっくり!が。まるでわらしべ長者。
イスが置かれているのをみて、持っていたかごを置いたことからイスの意味が変わっていきます。「どうぞ食べてください」に。でも、食べるばかりではなく、後の人のことを考えてかならずなにかを置いていくことも忘れません。優しさが伝わってきますね。
ただ、息子には、「体を休めてください」というどうぞから「食べてください」のどうぞに変わったことを理解するのは難しそうでした。とにかく、どんどん食べ物が変わっていくことだけは分かったようですが、最初と最後を比べる力もまだなく・・・ちょっと難しい内容なのかもしれません。
なんのためにこのイスをおいたのか、ちょっと不思議なストーリーです。
かわいい絵なので絵本が好きなお子さんにはとりあえず喜んでもらえると思いますよ。