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どんなかんじかなあ」 みんなの声

どんなかんじかなあ 作:中山 千夏
絵:和田 誠
出版社:自由国民社
税込価格:\1,650
発行日:2005年07月
ISBN:9784426875060
評価スコア 4.75
評価ランキング 804
みんなの声 総数 56
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56件見つかりました

  • ☆☆☆☆☆では足りない!

    • すずらんぷさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子11歳、女の子8歳

    いい意味で、すごく衝撃的な本です。自分自身の凝り固まったモノの見方、考え方に気づかされます。ほのぼのとして明るい絵、短くてリズムのある文章。淡々と話が進んでいくのかと思ったら、最後の展開に驚かされます。そして、もう一度、最初から読み直して、あぁ、そういうことだったのかと深く、深く納得させられます。

    「障害」という子供に伝えるのが難しいテーマを、新しい切り口で描いている絵本です。小学生にぜひ読んで欲しいですが、もちろん小さい子でもその年齢なりに、受け止めてくれることと思います。
    一人でも多くの人に、この絵本の素晴らしさを感じて欲しいです。

    投稿日:2006/06/10

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  • 感じてみないと分からない

    目が見えない、耳が聞こえないってどんなこと?頭では理解しているように思っても、実際に、その立場になってみないと、本当には分からない。それは、仕方ない。でも、分かろうとすることはできる。それが何より大切。

    投稿日:2022/06/29

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  • 主人公の「ぼく」が、ともだちの「めがみえないまりちゃん」「みみがきこえないさのくん」「おとうさんとおかあさんがいないきみちゃん」の気持ちを「どんなかんじかなぁ」と素朴な疑問を持って同じ目線で考えます。

    ただ素直に相手のことを「すごいんだね!」「きっとさびしいんだろうね」と言えるのは自分もまた他の人とは違う特別(あえてそう言わせてもらいます)を持っているからなのですね。

    最後に妙に納得してしまいましたが、「ぼく」が健常者であったら同じように相手の気持ちに寄り添って考えることはどれだけできるのかなと思いました。自分との違いを想像すること。当たり前の人間なんていないと理解すること。子どもの柔軟な頭のうちに、さまざまな視点で考えるきっかけになるといいなと思いました。

    投稿日:2021/07/05

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  • 最後にはっとさせられます

    4歳娘が何気なく手にとって、図書館で借りてきた本です。沢山借りてきた中で、姉8歳の娘が考えさせられた、と感想を言って、ママにも読んでもらいたい、とのことで読みきかせをしました。
    どんなかんじかなぁ?と、自分じゃない誰かのことを想像してみる、それは中々難しいことです。だって、自分はその誰かではないから。けれど、それを諦めずにやってみれることが素晴らしいと思いました。娘がたちにも、世の中には色んな人がいてね、その人たちのことを想像してみてね、ということを伝えました。

    投稿日:2020/12/29

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  • 考えさせられました

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子8歳、女の子7歳

    目が見えないってどんな気持ちかな。
    耳が聞こえないってどんな気持ちかな。
    自分じゃない人の気持ちを感じるため、その人と同じ状態になってものごとを考える男の子。
    素直でとっても素敵な感性を持っているな。と感心していたら、その男の子は自由に体を動かせなくて…。
    あぁ、本当に色んな子がいて、みんなかわいそうじゃなくてすごいんだな、って新しい考え方を知り、世界が広がった気がしました。

    投稿日:2020/05/21

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  • いいものはいつまでもいい

     最近日本テレビ系の「世界一受けたい授業」という番組で紹介され、再び脚光を浴びている中山千夏さん文、和田誠さん絵の絵本。
     最初に刊行されたのが2005年7月、その年の第11回日本絵本賞を受賞しています。
     障害をテーマにしていて、とても考えさせられる絵本の名著です。

     なにごとにも好奇心旺盛の男の子、ひろくん。
     ともだちに目の不自由なまりちゃんがいる。
     だから、見えないというのはどんな感じなのか、考えてみた。
     そして、目をとじる。
     そうしたら、たくさんの音でいっぱいだった。
     さのくんというともだちは耳が不自由。
     だから、耳せんできこえなくした。
     そうしたら、今まで見えていなかったたくさんのものが見えてきた。

     ひろくんは好奇心旺盛だから、いろんなことに興味があって、それでわかることも出てくる。
     きみちゃんは神戸の震災で(あれは1995年でした)お父さんもお母さんも亡くしてしまった。
     ひろくんはそんなきみちゃんの気持ちを「どんなかんじかな」と考えてみた。
     でも、わからなかったのできみちゃんに聞いてみる。
     「すごくさびしいんだろうね」って。
     でも、きみちゃんはそうでもないという。

     私たちのまわりにはそれぞれ事情を抱えた人たちがたくさんいる。
     その人たちのことを「どんなかんじかな」と考えるだけで、少しだけ世界が違ってみえるのかもしれない。
     もし、いじめられているともだちがいたら、「どんなかんじかな」と考えるだけで、違う行動がとれるかもしれない。

     この絵本のすごいところは、最後。
     きみちゃんがひろくんのところできて、「いちにちじっとうごかない」て、「どんなかんじかな」と思ったという。
     どうしてだと思います?
     最後のページに描かれたひろくんを見て、胸が熱くなります。

    投稿日:2019/03/17

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  • すごい!

    某テレビ番組で取り上げられていて、娘たちに読んであげたいと思って借りてみました。

    目の不自由な人、耳が不自由な人、世の中にはいろんな人がいますが、みんなそれぞれ頑張っていて、そうではないとわからないこともあることを、わかりやすく伝えてくれる絵本でした。

    こんな風に「どんなかんじかなあ」と思ってみることって、とても大切なことではないでしょうか。

    投稿日:2019/02/02

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  • そんな思いが芽生える一冊

    どんなかんじかなあ…
    目が見えないって、耳が聴こえないって、動けないって…
    目が見えないから聴こえる音、耳が聴こえないから見えるもの…
    見えるひと、聴こえるひとの何倍も。

    娘に「もしかすると、目が見え、耳も聞こえる私たちは、半分の機能しか使ってないのかもね」と言うと、「すごいねぇ、すごいねぇ」と感心していました。

    さらに、「目が見えないなら、耳を120%使わないと、命の危険だってあるんだよ。だから、眠っている能力が発揮されるんだね」と付け加えると、「足りない部分は、まわりも補ってあげないといけないね」と言っていました。

    相手を理解できる。
    すごい能力に気づくことができる。
    関心をもつことができる。
    誰かの力になりたいと思う。

    押しつけではなく、しぜんとそんな思いが芽生える一冊でした。

    投稿日:2016/05/20

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  • 中山千夏さんはいろんな体験をしたりいろんな人がこの世の中にいることを伝えてくれています
    目の見えない まりちゃん
    目が見えないと言うことは どういうかんかくなのかな?
    目をつぶると たくさんの音が聞こえてくる
    耳が聞こえない 目で見る力が 大きくなる
    そして おとうさんも お母さんもいない きみちゃん
    寂しいでしょうね
    きみちゃんは「そうでもないよ」とあっさり 言ってのけましたが・・・・

    そして 車いすに乗っているぼく   自分で動けないけれども・・・
    いろんなことを 考えています
    車いすでも 自分で動けるけれども・・・・
    私の母は、高齢で自分でトイレに行ったり 今まで自分でできていたことができなくなって すごく 歯がゆい気持ちでいるときがあります
    肌で感じるのです

    高齢ではなくて 小さいときから 目が見えない人 耳が聞こえない人

    くるまいす生活の人 それぞれにハンディを背負っていますが 人は生まれてきたら 生きなければならないのです 
    人間らしい生き方って何でしょう? 
    憲法でうたわれていますが・・・・

    生まれて死を迎えるまでの 生き方は 一人一人違います
    できることなら 幸せと感じられたらいいですね〜
    この絵本は私が読んで感想を書きましたが  誰かに読んであげたいとはちょっと 思えませんでした??
    自分で この本を選んで 読んでください

    投稿日:2015/07/08

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  • あるようでなかった

    こういう絵本、あるようでなかったなと思いました。
    目が見えないお友達、耳が聞こえないお友達、そういうお友達はどんな感じなのかな?
    自分とは違う相手の状況を想像して理解すること。それができてこそ、相手を思いやれるのです。
    3歳の娘はまだまだそこまでは達していませんが、それでも泣きそうな顔で「えっ、目が見えないの?」と聞いてきました。
    何か心に響くものがあったようです。

    投稿日:2015/03/14

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