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コウモリとしょかんへいく」 みんなの声

コウモリとしょかんへいく 作・絵:ブライアン・リーズ
訳:西郷容子
出版社:徳間書店 徳間書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2011年8月31日
ISBN:9784198632397
評価スコア 4.31
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  • 夜の図書館

    前作の「コウモリうみへいく」がとても面白かったので、こちらも読んでみました。

    今回はこうもりたちが図書館に遊びに行くお話。
    もちろん、夜の図書館です。
    たまたま開いていた窓から入り込んで・・・。

    夜の図書館、なんて、なんだかワクワクしますよね。
    大人のコウモリは本に夢中、子供たちはコピー機で遊んだり水道で遊んだり、初めて見るものに興味津々の様子です。
    でも次第に絵本のお話の中に引き込まれて。。。

    色んな童話の一場面が描かれているのですが、登場人物が全部コウモリに変わっていて、これは何のお話かな?と考えながら見ると面白いですよ。

    もしかしたら私たちの知らない夜の間に、こんな事がおきているのかもしれないですね^^

    投稿日:2012/04/17

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  • 絵本がさかさま

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    コウモリが図書館へ行くなんて、考えたこともないですよ
    それが絵本になるとこんなに楽しいんですね

    図書館で絵本に夢中になるシーンは、絵本がさかさまに置いてあったり、「さかさの○○○○○」を思い出して笑っちゃいました

    コウモリたちが夢中になったお話は「オズの・・・」「ドン・キ・・」「アラジンと・・・」「不思議の・・」「赤ずき・・」などなどでしょうか

    お話に親しむ様子が絵本から伝わって、図書館への期待が膨らむとうれしいですね

    投稿日:2012/03/31

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  • コウモリと図書館の組合せが絶妙

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子12歳、男の子6歳

    「コウモリ うみにいく」に続く第2弾。
    ブライアン・リーズは、1963年アメリカのニュージャージー州生まれで、既に20冊を越える絵本を発表しています。
    前作に続き、その精緻な絵は、驚愕。
    主人公のコウモリですが、精緻だけでなく、程よくデフォルメが効いていて、その加減が絶妙です。
    前作では、コウモリが、夜に海水浴に出かけるというストーリーで、その発想自体も素晴らしいものだったのですが、その虫を食するシーンが、あまりにもリアルで、その点だけがマイナスでした。

    さて、今回の舞台は図書館。
    図書館の窓が開いているという情報が入り、コウモリ達が喜んで図書館に向かうシーンで物語は始まります。
    図書館という設定が◎。
    大人達は、蛾の図鑑や数学の本(「フィボナッチ 自然の中にかくれた数を見つけた人」に登場の図式)を読んでいます。
    それに対し、子供達は、OHPやコピー機、果ては飛び出す絵本のお城で遊んだりと、本を読むこと以外に夢中です。
    それでも、大人が本を読み聞かせを始めると、みんな大人しく聞き始めるのですが、コウモリらしく本も聞き手のコウモリの子供達も逆さまというのが、良い感じです。
    それぞれが、本の魅力に引き込まれ、本の登場人物になりきる様が描かれているのですが、その本の多彩なこと。
    「オズの魔法使い」「かもさんおとおり」「おやすみなさい おつきさま」「アラジンと魔法のランプ」「チキチキバンバン」「赤頭巾」「アーサー王」等々、分からないものもありますが、とても魅力的な絵図が目白押しです。

    今回の作品は、その精緻な絵のみならず、場所の設定が図書館ということが奏効し、非常に楽しめる作品に仕上がっています。
    何と言っても、本を読むということの楽しさが伝わってくるのが、ポイントでしょう。
    アメリカでは第3段も発刊されているので、その邦訳も待ち遠しいところです。
    それにしても、コウモリに焦点を当てたブライアン・リーズのセンスには脱帽です。
    作者紹介の写真も逆さまになっていて、そのユーモアセンスも納得できるものだと思います。
    超オススメの作品です。

    投稿日:2012/02/05

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  • 絵本好きの人に、コウモリの読み聞かせ

    コウモリの団体が図書館に出かけます。
    パソコン、OHP、コピー機、水飲み場、コウモリたちには楽しい遊び場のようですが、図書館にはもちろん本がいっぱい。
    図鑑の隣の本には、なんと最近読んだ『フィナボッチ 自然の中にかくれた数を見つけた人』の中にあった図形が描かれているではありませんか。
    そして、コウモリの読み聞かせが始まります。
    様々な絵本のシーンが登場します。
    『かもさんおとおり』のロバート・マックロスキーの絵のパロディがあるかと思えば、『不思議の国のアリス』のシーンはジョン・テニエル風。
    ピーターラビットやチキチキバンバンや…。
    その他コウモリを主人公にした様々な物語のシーンが登場します。
    物語、絵本の当てっこする楽しさを感じつつ、気が付けばコウモリの読み聞かせを見ているような読み聞かせになってきました。
    いろんな絵本、児童書を愛読している人にはたまらないお話です。
    絵の美しさが好評でした。

    投稿日:2012/01/09

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  • コウモリとうしょかんへいく

    図書館の窓が開いている!
    夜、コウモリたちは図書館に入り込み、
    本の世界を楽しみます。
    登場人物になりきったかのようなコウモリたちの様子がなんともかわいらしい。
    お話ももちろんですが、
    巻末の作者紹介の写真も楽しみました!

    投稿日:2011/11/26

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