「やさしいあくま」 みんなの声

自分を犠牲にして、友だちを新しい仲間の輪に入れてあげるところ、ちょっと『ないたあかおに』に似ています。
でも、『ないたあかおに』の方がずっと感動しました。
作者のなかむらみつるさんは、何気ない言葉で、さらりと人の心を打つ文章を書く人ですが、この本は、私には饒舌すぎました。
こういうお話は、文章で説明しないで、想像させて欲しいのです。
本文よりも、素直に書いているあとがきの方が、生き生きとしているように思えます。

この間、子供と図書館に行ったとき、上の小４の娘が、「ママ、このお話すごくいいよ！読んでみて！！」といって持ってきたのがこの本でした。正直、絵があまり好きではなかったし、あくまというのもちょっと・・・と思ったのが大間違い！！人前であることを忘れて泣いてしまうぐらい、すばらしいお話でした。
絶対買おう！！と決めたのに、絶版だと知らされて、ショック・・・。同じ思いの方、きっとたくさん見えると思います。心からこの本の再版を願っています！！！

図書館で借りてきて、白い表紙にあくま「チュチュ」が載っているシンプルだけどかわいので・・読むかな？と思い借りました。主人公の「フゥ」は動物の」着ぐるみでなかむらみつるさん独特の絵です。
読んでいるうちに、娘の目からはポロポロ涙が・・・・
びっくりしました。

おばあさんが病気でひとりぼっちのフゥとチュチュは出会い段々なかよくなっていきます。
チュチュの仕事は死んでしまうものの最後を看取ること。とても辛そうな仕事です。
町の人たちと仲良くなれるように自分がわざとあばれフゥにやっつけさせる様に仕向け、消えゆくおばあさんの命に自分の命の玉をあげ・・死んでしまうあくまのチュチュ。

大人の私はよくあるお話・・・と思っていたけど娘にはとてもショックで悲しいお話だっようです。
『買ってほしい』と言われ本やさんを探しましたが、なんと廃盤！
やっと・・ネット古本で１冊見つけ今でも宝物です。
絵本を紹介しているなら絶対紹介してほしい。と言われました。
図書館で見つけたら一度読んでみて下さい。心がきれいになる涙が流れると思います。

探しに探して図書館でも予約をしてやっと読む事ができました。
１姫２太郎ママが言われるようにはじめにとあとがきもお勧めです

とてもせつない話ですが、優しい気持ちにもなれる話です。
あくまがやさしくて、自分を犠牲にして・・という設定が悲しい思いを感じさせるのかも知れません
誰かの為に自分の何かを犠牲にして行動を起こす勇気や、優しさ、強さなど色々と考えさせられるお話でした。
それに、いまだに問題になっているいじめ。仲間はずれ。
自分の行動が人をどんな気持ちにさせるのか、良くも悪くも自分次第。自分がされて嫌な事は人にもしない！と子供にもよく話しますが大勢になるとその場の流れで大勢に混ざってしまうことも・・・この本をなんどもじっくり読んで欲しいと思います。

絶版ときいてます。まだまだ多くの人に読んでほしいです。再版されたらいいなあと思います。

長いお話なので、子供たちが最後まで聞いてくれるか心配でしたが、読んでみると、自分も泣けてくるは、子供たちも泣けてきたのか、鼻をすすりながら最後まで聞いてくれました。家族のお気に入りの一冊です。

これだけ涙の出た本はありません。小さい子にだけじゃなく、大人の人にもたくさん読んでもらいたい本です。普段の何気ない優しさや友情、身近で大切な人との助け合いが心にあたたかな気持にしてくれます。ラストも考えさせてくれる内容で、とても希望がもてる話です。

これは私が初めて自分で絵本を買って
初めて絵本で泣いた作品です。
発売日に買って電車の中で読んでいて泣きそうになってしまい
思わず絵本を閉じました。
何度読んでも泣けます。
私が絵本を好きになれたのはこの作品のおかげです。
一生大事にしたいと思います。

授業中に紹介され、出会った絵本です。『ないたあかおに』の現代版だそうです。何度も読み聞かせることによって、子どもの優しさ、思いやりの心を育てることができる絵本だと思います。ぜひ一度読んでみて下さい。

子供向けの絵本ですが、是非大人にも読んで欲しい絵本です。死を通して人のやさしさに触れ、感涙します。
子供には難しい内容の本だとは思いますが、心の成長を促すにはとてもよい絵本だと思います。

少し長い絵本です。でも絶対お勧め。おばあちゃん子の「フウ」という男の子とあくまの子「チュッチュ」との友情物語。最後まで涙を流さずに読み聞かせするのは困難でした。
あまり内容を書くと感動が薄れるかと思うのであえて書かずにおきます。（期待しすぎてガッカリささない程度にしてお勧め文をお読みくださいませね）歌手の１９（ジューク）の３２６（みつる）さん作・絵でオバサンの私には今時の絵にやや抵抗がありましたが、お話はコレマタ最近にない友達の為に命をかけるあくまのチュッチュに合掌。子供たちもそれぞれのクラスでの読み聞かせのリクエストをもらいましたが時間的に難しくやむなく諦めました。
ただしこの本はすでに絶版なので運良く書店に残っているか、最寄の図書館でお手にされることを一言添えておきます。