プリンちゃんとブラウニーとうさん,なんておいしそうなお父さんと子どもなんだろうと余計なことを考えてしまいました.
6歳の長男は,最近お父さんと川で魚釣りデビューをしたばかりです.ブラウニーとうさんがバナナをエサに魚を釣ろうとしているのに,「バナナじゃ無理だよ〜」と現実的な発言をしていました.けれど,お星さまが釣れるくらい遠くへ届くプリンちゃんの夢のような釣竿は「こんなのあったら欲しい」と真剣にうらやましそうでした.
3歳の次男はキラキラが大好きで,この前行ったお店で,売り物のクリスマスツリーに見とれて,なかなか離れたがらずに困りました.この本でもクリスマスツリーが出てきたら「クリスマスツリー!」とうれしそうでした.虹色のクリスマスツリー,こんなのほんとにあったなら,きっと根っこがはえてしまったように動かなくなる次男だろうと思います.
キャラクターもかわいさ満点だし,ページが進むにつれ夕方になっていく背景のグラデーションもきれいだし,最後のカラフルなクリスマスツリーもとっても素敵でした.
夢がいっぱいつまってて,これからくるクリスマスがいっそう楽しみにしてくれる絵本でした.