『給食番長』や妖怪・おばけモノの絵本が大好きな、7歳の娘にせがまれて、一緒に試し読みしました。娘は、表紙から既に釘付け…親子で読み進みながら、虫の世界で人間抜きに繰り広げられるストーリーを楽しみつつ、「歯がある!」「すごい筋肉!」「虫なのに!」と、絵そのものも堪能しました〜。「この先どうなるの〜?」と先が気になる母をよそに、「もう1回さっきの絵、見せて〜」と前の場面に戻って細部までチェックする娘…かなりじっくり読み込んで、ラストシーンには親子で「嗚呼…」と顔を見合わせてしまいました。そして、帰宅した父に「アリがね、すごぉ〜くがんばったんだけど、でんせつのきょだいあんまんが、実はね…」と語っていました。
インパクトの強い表紙ですが、お話はなかなか心和みます。