うちの下の子が気に入っている斉藤洋さんのジュニア小説のシリーズです。
今どきの中学生夏菜は、ものすごく幽霊を見やすい体質。
その夏菜と、好奇心旺盛で夏菜が好き(らしい)クラスメイトの俊介は、夏菜の見えてしまった幽霊の事件を検証するのが趣味なのかもしれない……。と、この3巻目を読んで思いました。
最初は俊介は夏菜が好きで、役に立ちたいのだと思っていたけど、どうもそれが一番ではないような感じがしてきました。
事件的にはこれまでの1巻2巻に比べるとインパクトが薄かったです。
第4巻はもうすぐ出るらしいです。
最初は「かまいたちが犯人じゃないか?」だとか言っているんですが、結局、新犯人は人間のいたずらで死んだらしいカラスで、そこに至るまでの話のテンポがあまりよくなかったので、次の事件はもう少し全体的にワクワクするお話だといいな〜と、思います。
私と上の子は俊介のファンですが、下の子は断然主人公の夏菜!
「夏菜って、カッコいい!こんな中学生になりたい」とか言ってます。霊感は全くありませんが…。(^^)