図書館でみつけて、たんぽぽ好きな息子に見せたいと思って借りてきました。
「ぽぽん」というちいさな女の子は、「ぽんた」というちいさな犬と一緒に、たんぽぽの上に住んでいます。
ある日、たんぽぽの綿毛がどこにとんでいくのか見に行こうと、どんぐりのぼうしと綿毛で、船を作って空へ飛びましたが、すぐに地面に落ちてしまいました。
そこへやってきたちいさな動物達がたんぽぽの森に案内してくれて、みんなも一緒についていきたいといいました。
そこでみんなで大きな船を作ります…。
と〜っても夢のある、かわいいお話です。
そしてまるやまさんのほんわり心があたたまる、そして丁寧に描かれた絵がとっても素敵です。
この世界に入り込みたくなります。
6年生の息子も、「かわいい絵本だねぇ」と、ニコニコ聞いていました。
たんぽぽ好きな息子。
2年生の国語の教科書にのっていた、かわさきひろしさんの「たんぽぽ」の詩が、好きになるきっかけでした。
「たんぽぽが たくさん とんで いく
ひとつ ひとつ みんな 名まえが あるんだ
おーい たぽんぽ おーい ぽぽんた
おーい ぽんたぽ おーい ぽたぽん
川に おちるな」
この詩を習った後の2年生に、ぜひ読み聞かせしてみたいなぁ、と思いました。