モンゴルのおはなし。とあります。
作者も挿絵の画家さんもモンゴルの方のようです。
物語から漂ってくるものが昔話に近いので、まったくの創作というわけではなく、モンゴルの寒い地方に伝わるおはなしをベースに作られたのではないかな?と思っています。
バーサンスレン・ボロルマーさんの、サラッとしているのに描かれているものの手触り感がこちらに伝わってくるような絵、好きですね〜。
そして、お母さんもあかちゃんのために頑張りますが、トナカイも頑張ってます。ぜひぜひ、この本を読んだら、がんばっているトナカイにもちゃんと目を向けてやってください。
ちょっと間の抜けたようなそれでいて親しみのある、この名前もないトナカイの活躍が私は気に入ってます。