「オニじゃないよ おにぎりだよ」 みんなの声

子どもと一緒に読みましたが、大人の私のほうが大ウケしたかも。
出てくるオニが何とも可笑しくて。
自分たちが怖がられているとも知らず、“にんげんども”においしいおにぎりを食べさせようとしているお人よし？なオニたちが本当にいい味を出しています。

人間の中に、あのヤオヤのおじさん・・に変身したチョウチョが混じっているのをみつけて子どもが喜んでいました。

1年生に読み聞かせに行きました。
みんなもシゲタサヤカさんワールドに引き込まれているのが読んでいてよくわかりました♪

人間に美味しいおにぎりを食べてもらいたいと奮闘する
ちょっと空気を読めない３人のオニのお話です。

話の中盤で、人間は俺たち（オニ）を恐れている事に気が付く鈍感なオニ達。

恐れられないようにおにぎりのかぶり物を着用し、
角を隠すオニの姿が最高でした。

オニだと分かっていても面白い姿を見て歩み寄る人間の姿も良かったです。

可笑しなお話ですが、オニが自分たちの気持ちとおにぎりを届ける事が出来て感動してしまいました。

おにぎり好きのオニと、町の人たちの心温まる交流を描いているのですが
それまでの紆余曲折が、なんていう雰囲気なんでしょうねーコレ。
たぶん、赤羽末吉さんのタッチで描かれていたら
全然趣がちがう作品になるんでしょうけど
（だって、けっこうよくある昔話風展開なんだもの・・）
シゲタサヤカさんの絵の持つ雰囲気が
何かを期待させるつくりとなっていて
いい感じです。
読み終えると、無性におにぎりが食べたくなります（＊＾_＾＊）

いつもダラダラおにぎりを食べているオニの絵が気に入り、購入しました。せっかくおにぎりを持って行ったのに、怖がられてしまうオニ達…。それでも悲観的にならず、なんとかおにぎりを届けようとする姿がステキです。そしてラスト…。３歳の息子は、あまり話の意味は分かっていないようでしたが、ラストのオニの姿が気に入り、「オニじゃないよおにぎりだよ」とタイトルを連呼していました。子供も大人も楽しめますよ！！

わりと最近出た本なのに、もう５０人ものナビメンバーが感想を書いているんですね〜。この作家さんの人気がうかがえます。
発想は面白かったです。
この鬼たちの存在意義にはちょっと悩んでしまいましたが……。
ひたすら『おにぎり』を愛し、自分たちの行動を追及するその行動力と持続力は見習わなくてはと、思いました。

ストーリー自体は楽しいお話だし、絵もはっきりしているので小学校低学年くらいからの読み聞かせなどにもお薦めできます。

もうすぐ３歳の長男が、表紙をみて「おにぎりだ！」と興味を持ったので、一緒に読みました。
いや〜笑わせてもらいました。
読み聞かせているつもりが、笑ってしまってうまく読めなかったです！
わたしが読んでいたのを聞いて夫も気になった様子で、結局３人で最後まで読みました。
ぐーたら寝転んでおにぎりを食べるオニの姿や、涙ながらに人間のためにおにぎりを握る姿は、なんとも言えない愛らしさです（笑）
今までのオニのイメージとは打って変わって、こんなオニなら大歓迎！
オニは見かけじゃないですね〜！

まず、題名から尋常ではありません。
おにぎりオタクのオニ３人トリオのおはなしです。
いつものようにおにぎりをほおばっているところに、
人間が迷い込み、びっくりして逃げていってしまうのです。
しばらく経って気付いた、人間たちのお弁当のおにぎりを試食して、
あまりのまずさ（時間が経ったため）に、おにぎりのおいしさを体験してもらおう！
と、試食用のおにぎりを作って、人間たちの町へ行っての騒動。
確かに、オニが受け入れてもらえないのは、世の常。
オタク魂に火が点いたかのような、涙ぐましいオニたちの努力が唖然の展開です。
いつもながらの、シゲタサヤカさんらしい、脱力感溢れるワールドが健在です。
でも、題材がおにぎり。
これは嬉しいです。
一見地味なおにぎりが妙に気になって、つい、食べたくなると思います。
食育にもいいかもしれません。

おにぎりが大好きな３匹のおに。

ある時、人間が作り、ある程度時間が経って腐ってしまったおにぎりをおにが食べてしまいます。

おには人間たちに本当のおにぎりの美味しさを教えてあげようと大量におにぎりを作りますが…。

鬼の心理と人間の心理がそれぞれ伝わってきて楽しいです。

読んでいると次の展開がワクワク。

鬼はどう動くんだろう？

予想外の結末に息子と２人で爆笑しました。

鬼の怖さが一気に吹っ飛びました＾▽＾

思わずにんまりしてしまう絵本です。怖い鬼のイメージを覆す笑いを誘う愉快なイラストとストーリー。鬼がにくめないキャラに思えてきます。こんな鬼なら会ってみたいね！

このお話に出てくる「人間ども」と同じく、
オニと聞くと、怖いイメージ。

本屋でこの本を見つけた怖がりの娘が「読んで」と催促。
「怖くないのかな？」と読み続けると・・・

美味しそうなたくさんのおにぎり。
とぼけた感じのオニ達。
オニの勘違いも大笑い。
最後の「被り物」は最高に可笑しく、
娘と一緒に大笑いしてしまいました！！

娘は、とても気に入ったようで
「この本、欲しい！」と言ってきました。
正直、ビックリしました（笑）