秋の収穫の季節となりました。この絵本は、土のなかで成長してうまれてくる野菜たちを楽しい音で紹介してくれます。
どんどこ どんどこ って、声に出して読むと、どきどきわくわくしてきます。何かが新しくうまれてくる、やってくる音に聞こえます。聞いている子どもたちも、きっと「何だろう?」って想像を膨らませます。
ページをめくると現れる、にんじんやじゃがいも、さつまいもたち。土のなかでどのようにできているのか、地上の葉っぱとどのようにつながって、どのように土に根を張っているのか、小さい子どもたちは、大きくならないと、細かい観察はできないかもしれません。けれども、日ごろスーパーや八百屋さんで見かける野菜たちと、実際成長している畑の野菜を、近い将来この絵本がつないで、子どもたちに教えてくれるんだろうなあという期待が生まれました。