女の子が風邪気味なのでおかあさんは薬を買いに行ってきます。その間にぬいぐるみたちとちょっとうとうとして、起きてみると雪が降っていました。ふぶきなのにまだ帰ってこないお母さんを心配してぬいぐるみたちと話しているうちに不安はどんどん膨らんで・・・。迎えに行くと言い出したおんなのこにぬいぐるみたちは「ぼくたちがいってくるから窓から外に投げて!」と言います。「おかあさん・・おかあさん・・・」と待っているとやっとおかあさんが・・・。雪とぬいぐるみは実はおんなのこの夢だったのですが、誰でも小さい頃に「お母さんがいなくなるんじゃないか」といった不安を抱いたことを思い出す本ではないでしょうか。絵がとってもほのぼのしてかわいいです。