天国のおとうちゃんの続編ということで描かれたこの絵本。
今回も心温まるストーリーに色々と考えさせられる内容でした。
長谷川さん特有の少しくだけたようなキャラクターと関西弁でより親近感が沸きます。
一生懸命とうちゃんの分まで家族を守っているおかあちゃんの大きな愛・・それをわかっていながらもちょっと違うねん・・と素直に受け入れられない子供心。どちらの思いもわかる気がします。
でもこんなふうに、つくったる!とすぐに作ってくれるおかあちゃん頼もしいですね。
そしてそんなおかあちゃんだからこそつい、本音を漏らして
天国にいったおとうちゃんが参観に来てほしいなどと言ってしまったのでしょう・・
お父ちゃんの背広をリメイクして登場したおかあちゃんを見て子どもはどんな思いだったのでしょうね!
ちょっと恥ずかしいからやめて・・・と思いつつもやっぱり尊敬して、おかあちゃんの大きな愛を再確認したのかな?と感じました。