訳あって、4〜5歳向けの絵本を探していたところ、こちらのサイトで見つけました。
登場人物(動物)が少なく、シンプルだけど 奥の深いお話が好きで、この本は そんな私の理想にピッタリでした。
体の小さなうさぎとノッポのうさぎが主人公です。
(以下、チビウサギ デカウサギと書きます)
チビウサギとデカウサギが、お互いをどれだけ好きかを、一生懸命表現しようとします。
特に チビウサギは、小さな体をいっぱいいっぱいに使って、背伸びしたり、逆立ちしてみたり・・・。その姿に心打たれます。
きっと2匹は、体や言葉では表しきれないくらい、互いを思いあっているんでしょうネ。
チビウサギは、小さい子どもが母親に「大好き!!」と言うような、はじけんばかりの可愛い『好き』で、それに対してデカウサギの『好き』からは、そんなチビウサギをオブラートのように優しく包み込むような愛を感じました。
ラストシーンは、幸せそうな顔をして眠ってしまったチビウサギに、デカウサギがそっとキスをして 囁きます。比べられない愛のかたちだと思いました。
やはり、このウサギ達は お父さんと子どもなのかも。。。息子もなぜか、パパを指名しました。
本当に素敵なお話です♪ラストで何と囁くかは、絵本を見てみてくださいネ。