私は、この二人の兎が、最高に好きです。
どんなに、きみたちが好きだかあててごらん?と、
聞いてみたくなってしまいませんか?
懸命に好きを表す愛しさで、
どうしようもなく、切なくなってしまいます。
そして、好きだと言い交わす二人に、
なぜか、寂しさを感じてしまうのです。
兎達の住む世界が、
好きだという言葉が太陽のように輝いてしまうほど、
寂しい世界ではありませんようにと、
願ってしまうのです。
あなたと、私を見つめあう時、
皆さんは、自分達の回りにいる人々を感じますか?
二人の兎が、みんなの中の二人でありますように。