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さるかにがっせん」 みんなの声

さるかにがっせん 文:石崎 洋司
絵:やぎ たみこ
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2012年08月23日
ISBN:9784061325197
評価スコア 4.36
評価ランキング 14,818
みんなの声 総数 38
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38件見つかりました

  • 語り口と挿絵が見事にマッチ!

    昔話の中でも、かなりポピュラーな『さるかにがっせん』。
    挿絵が次女が大好きなやぎたみこさんなので、どんな感じなのかワクワクしながら読みました。

    まず最初に印象的だったのが、敵討ちにいく子がにの数がなんと1000匹!!
    昔、私が母から読んでもらったお話では、子がには3匹だったような?!
    ぞろぞろぞろぞろ、わんさか出てきて面白かったです。
    水桶の中から出てくる場面もなかなか迫力がありました。

    母さんがにが柿の木を育てる場面の文句も、そうそう、これこれ!
    “ならねと はさみで ちょんぎんぞ”って、
    言い回しは私の記憶と異なりますが、これぞさるかにがっせんです(^^)
    子供のころ、このフレーズがとっても印象的だったのを思い出しました。

    それにしてもさるの表情の悪そうなこと!
    これは一発で悪者だってわかりますね(笑)。

    敵討ちの場面は、臨場感たっぷりで楽しめました。
    さるの慌てる表情と、痛快な語り口が見事にマッチしていました。
    やられたさるの「むぎゅう・・・(白目)」には笑ってしまいました。

    敵討ちと言っても、いわゆる“仇討ち”ではなく、
    こらしめて反省させるソフトなタイプで小さい子にも読みやすいなと思いました。
    勧善懲悪、めでたしめでたし、ですね。

    くり、はち、うす、ふんの登場の印象が若干薄い気もしますが、
    それぞれ個性溢れる表情で描かれているので、
    子供たちも加勢してくれた仲間をきっと覚えられるなと思いました。
    うちの子たちは誰のファンになるかしら?(^^)

    “おはなしもうひとつ”の『あたまにかきのき』は、
    簡潔な文章とユーモラスな挿絵で楽しかったです♪

    うちの主人は、このお話を知らなかったようで、「どんなお話?」と聞いてきましたが、
    私が説明するより何よりも読んでもらうのが一番。
    読み終えると「へ〜、こんな話なんだ。おもしろい!」と言っていました。

    主人は長い話だと途中で投げ出すタイプ(残念↓)ですが、
    テンポよく軽快に読んでいけたようです。
    ということは、3〜4歳のお子さんたちでも丁度良い長さなのではないかと(^^)♪(笑)

    しかし池の周りにネコや釣り人がいるところには笑ってしまいます。
    こちらも語り口とやぎさんの挿絵が見事にマッチ♪

    私が母に読んでもらった昔話を覚えているように、
    きっと子供たちも私が読んであげる昔話をずっと記憶していくのでしょう。
    良質の昔話をたくさん読んであげたいです。
    うちの娘たちも喜びそうな一冊でした。

    投稿日:2012/11/27

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  • 昔話のよさ

    さる、かに、うす…なんだか不思議な組み合わせですが、そこが面白いです。2歳の息子と読みましたが、初めは話の途中で次へ次へとページをめくっていました。4、5歳からが目安ですし、やはり好きではなかったのかな〜と思っていましたが、もう1回とアンコールされること数回。何度も繰り返し読みました。最後までちゃんと聞いていられないこともありますが、なんだか気に入ったようです。2歳は2歳なりに、このお話しと向き合っているようです。
    昔話はこどもたちの好きなキャラクターは出てこないし、時代背景は今とは違いますが、昔話には昔話のよさがあります。私も小さい頃、昔話たくさん読みました。今でもいろいろな昔話を覚えています。それはきっと、昔話から感じ取ることがたくさんあったからだと思います。さるかにがっせんを読んで、お友達にいじわるしたらいけないよ〜ということを自然に感じ取れる年齢になるまで、繰り返し読んであげたいと思います。

    投稿日:2012/12/05

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  • う〜ん・・・

    カニが死んでしまうんですね。それで、子ガニが仕返しをする。自分の記憶の中にあるさるかにがっせんは、カニ本人が仕返ししてたので、カニが死んでしまうことが残念です。個人的には、殺された仕返しなら、あの程度では許されない気がします・・・。

    サルの顔も嫌らしくて、好きじゃありません。なんであんなに舌が長いんでしょう。気持ち悪いです。子供には面白いかもしれませんが。

    こういう昔話があるんだよと、子供に伝えるのは必要だと思います。

    投稿日:2012/11/28

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  • リアルな絵が素敵

    7歳の息子と5歳の娘に読み聞かせました。

    二人とも聞いたことのあるお話でしたが、
    リアルな絵に興味しんしんでした。

    さるの意地悪そうな感じがよく出ていました。

    最後のちいさなお話は、
    ちいさなではなく、ちゃんと一冊にした方が
    楽しめたのにと少し残念でした。

    投稿日:2012/11/29

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  • さるかにがっせん&あたまにかきのき

    さるかにはおおまかなあらすじ以外忘れていましたが、こんな感じだったっけ、、、?でも非常に面白く読め、子供も楽しかったようです。でも、あやまったからって母蟹を殺した罪は消えないよなあ、、、と複雑な気分になりました。

    おまけの、頭に柿の木が生える男の話もそういえば昔聞いたことがありました。きのこがはえたり、イケが出来たり、、、なかなか大きい頭ですよね(笑)

    投稿日:2012/11/29

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  • 痛快なお話

    みんなで協力してサルを退治するさまは痛快です!
    子どもはこんなお話は大好きではないでしょうか。
    絵もサルがいかにも…という顔をしていてわかりやすいです。
    みんながみんなカニのために自分のできることをして…というところが魅力ですね。
    分かりやすいかたき討ちもののお話です。

    投稿日:2012/11/30

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  • 柿のお話

    「悪いことをしたら、どんな目にあうのか」ということが(自業自得とも言うのでしょうか)、子供にも解りやすく伝わることでしょう。
    おまけのほうのお話は、初めて読みました。
    こちらも、面白いですね。
    「柿」つながりで、秋らしかったと思います。

    投稿日:2012/12/02

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  • キャラの顔がいい!

    もちろん有名な昔話なので、読む前からその先入観があるのかも知れませんが…表紙といい最初に登場する場面といい、サルの表情!いかにもズルそうで笑ってしまいました。
    相対する正義の味方軍団。カニのまじめな感じが、子どもにもわかりやすくていいですね。それから臼の顔が秀逸!臼にしておくにはもったいないほど、凛々しい顔です。惚れ惚れしてしまいました(笑)細かく丁寧に描き込まれた絵も素敵でしたが、ワタシ的には登場人物の設定や表情がすごく良かったです!
    あと柿を育てるときのカニの歌。この歌詞も楽しいですね。ダンナが勝手に節をつけて歌ってたんですが、どう歌ってもそれらしく聞こえてきて、面白いなと思いました。
    同じ柿の木を題材にした「あたまにかきのき」も楽しいお話でした。

    投稿日:2012/11/28

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  • 仲間

    4歳と2歳の娘に読んであげました。

    さるの柿の種と、かにのおにぎりを交換して、かにが植えて育てた柿の木をさるが横取りしてしまいます。
    更に、さるの投げた柿が、かにに当たり怪我をしてしまいます。
    そこで、かにの仲間たちが一緒にさるを懲らしめてあげるのです。

    仲間で一緒に何かをする!ということが、良い印象を与えられる絵本だと思います。
    してはいけなかったさる君の行動もよくわかります。

    娘たちが気に入っている絵本のひとつです。

    投稿日:2012/11/28

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  • さるめ〜許せな〜いっ!!

    うわぁ☆純粋そうで、とっても愛らしい かに♪
    それにひきかえ、さるのなんと悪そうなこと!
    対照的な感じで、善悪がハッキリとわかりやすいです。

    途中、衝撃的な展開に少しショックを受けましたが、さるの悪者ぶりが増長された感じです。
    絶対に さるを懲らしめなきゃって気になります!
    敵討ちは、知っての通り。これぞ、さるかにがっせん☆

    おはなしもうひとつ『あたまにかきのき』。
    このお話のポイントを強調した絵が、面白い!
    わりと長い話ですが、うまくまとめられていると思いました。

    かきつながりの ふたつのおはなし。
    秋にピッタリです♪

    投稿日:2012/11/27

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