大好きなバーバラ・クーニーさんのイラストが使われた絵本なのですが、
もう出版されていないのが残念です。
偶然図書館で出会うことができました。
基調になるブラウンのほかは赤、緑、青だけを使ってまとめられたイラストは
優しく温かみがあります。
主人公のピーターは森の中に住んでいるので、友だちがいません。
5歳になったら学校に行ける、そうしたら友だちが出来ると
お母さんに聞いていたので、
5歳の誕生日を迎えた次の日の朝、遠いところにある学校へとひとり出発します。
少年の友だちがほしいと強く思うピュアな気持ちが伝わってきて、
「素敵なお友だちに出会えますように!」って応援したくなりました。
たくさんの植物や動物が丁寧に描かれていて、まるで森のスケッチのよう。
お話とイラスト、両方の魅力が備わった素敵な1冊です。
読んだらますます、欲しくなってしまいました(>_<)