これはおすすめです。
作者は小学校の先生、図書館副館長を経て
児童文学と講演活動をしているそうです。
確かに学校の先生なら
子供たちの様子や子どもの気持ちも
うまく描くことが可能ですね。
なわとびが苦手なともちゃんのお話です。
体育はなんでもできてどれも一番
なのになわとびだけが苦手だそうです。
カッコ悪くてそれが友達に言えないようです。
うまく言えず嘘をついてしまったことに
心苦しい様子がよく伝わります。
友達のあいちゃんは優しい子です。
友達の嘘に気づいてしまいましたが
そのことに触れず黙っていてくれたんです。
ともちゃんが素直に泣いてしまったところは
とても感動しました。
心をさらけ出す勇気も大事ですね。