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おくりものはナンニモナイ」 みんなの声

おくりものはナンニモナイ 作・絵:パトリック・マクドネル
訳:谷川 俊太郎
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2005年10月
ISBN:9784751522844
評価スコア 4.68
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みんなの声 総数 43
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43件見つかりました

  • 「ナンニモナイ」の実は深い意味

    • あまたろうさん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子7歳、男の子7歳

    犬のムーチは考えた。大好きなアールの誕生日、どんな贈り物をしたら喜んでくれるかな。ムーチはなんでも持っている。ムーチに足りないものはない。そうだ、ムーチにはこれがいい…。
    大好きな相手に何をあげたらいいか、ムーチがいろいろと悩み考える過程は楽しめましたが…、「ナンニモナイ」が頻繁に出てくるため、最後に「ナンニモナイ」をプレゼントする場面ではちょっと拍子抜けしました。いっそのこと、最後の最後にたった一度「ナンニモナイ」を登場させたほうが、「ナンニモナイ」ことの意味(ムーチの気持ち)がより伝わったのでは、などと要らぬことを考えました。シンプルタッチで、空間を上手に使った絵はとても好きです。

    投稿日:2007/01/17

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  • 寄り添う相手がいる・・・という事。

    • MAYUMIさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子22歳、女の子20歳、女の子18歳

     ねこのムーチといぬのアールのしあわせな気持ちが胸に広がる物語。
    「ほしいものがナンニモナイ」
    「したいこともナンニモナイ」
    そんなアールが喜ぶプレゼントは何か??・・・・と、
    一生懸命に考えるムーチ。
    うんとうんと考えるけれどナンニモナイ。
    アールはナンニモナイがほしいんだ・・・と勘違いして、
    《ナンニモナイ》探しをするムーチが愛らしい。
    最後に、何にもなくても、素敵なものを見つける二匹。
    形のあるプレゼントもいいけれど、目に見えなくても、
    直ぐそばに、大好きな人がいれば!!
    こんな素敵な贈り物はないんだ・・・と教えられる。

    シンプルなイラストと、詩人の谷川俊太郎のリズミカルな言葉がぴったり。
    友達・恋人・家族・・・あなたは誰とナンニモナイを楽しみたいかな?!

    投稿日:2006/11/30

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  • 心が優しい気持ちになる絵本

    谷川さんらしい、実にシンプルで且つ詩的な訳が、ぐっとくる絵本です。
    でも、大人向けかな…と思いきや。
    案外、子供の受けもよかったです。意外!
    マジックでさらさら書いたような絵(失礼!でも味があるんですよ、とっても)にまずは好印象。
    そして、「ナンニモナイ」をプレゼント、という発想が、楽しいようです。

    最後に聞いてみました。「アールは嬉しかったと思う?」
    最初は「ううん、嬉しくなかった」と言った息子。
    おそらくは、自分の経験で、贈り物の箱に何もなかったらどう思うか。そう考えたのでしょうね。
    「そうかな?」と軽く聞いてみたら、もう一度、ラストを読み返して、
    「やっぱり嬉しかった。ぎゅーっとしてもらえたから」
    と言いました。
    この答えは間違っているようで、本質的には、合っているような気がします。
    あれこれ考える大人より、子供はいつだって、シンプルに答えにたどりつくのかもしれませんね。

    心が優しい気持ちになる絵本でした。

    投稿日:2006/09/22

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  • 文字は少ないけど,

    • ナタルさん
    • 10代以下
    • その他の方
    • 青森県

    テンポよくて,読みやすくて,でもなぜか,一ページ一ページをじっくり読んでいたい気になる不思議な絵本でした。この本読んだらムーチに不思議がられそうで、「ナンニモナイ」なんて言えなくなっちゃいそうですね☆ムーチとアールが抱き合う瞬間がとても印象深かったですね!

    投稿日:2006/08/05

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  • 奥の深い「ナンニモナイ」

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子13歳、男の子11歳

    なんにもないって、よく言う言葉だけど、本当のなんにもないって、なんだろう。
    なんにも考えないって、頭にいい聞かせるけど、それだって考えてるし。
    なんにもない時間を過ごせるのは、本当のともだちの証。
    なんにもなくても、話もしなくても、一緒にいるだけでしあわせ。
    なんにもないって、自分や相手をみつめる時間。
    なんにもないって、本当はすごく意味のあること。

    「ナンニモナイ」を考える機会をあたえてもらいました。
    子どもたちにも、考えてもらいたいです。

    投稿日:2006/08/02

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  • ナンイモナイという原点

    • 花ぶらんこさん
    • 30代
    • ママ
    • その他
    • 男の子11歳、女の子8歳

    細い黒色のマーカーの線にところどころ薄赤色で色づけた
    とてもシンプルなイラストです。
    親友の為に何かをプレゼントしたいムーチ。
    物が溢れかえっているこのご時勢に
    一体何をあげたら、
    あなたにとって大切な人は喜んでくれるのでしょう?
    ストーリーの中で人間が口にする
    「何にもすることが無い」「観たいTV番組が無い」...。
    私も含めて子供達も良く口にする言葉だなぁと苦笑い。
    こんなにたくさんの物、出来事に囲まれているのにね。
    それでも満足できないんだね。
    ムーチがアールに贈ったプレゼント、考えさせられました。
    邦訳の方は読んでいないので、
    ぜひ谷川俊太郎さんの訳でも読んでみたいです。

    投稿日:2006/06/13

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  • ムーチは考えました。
    うんと 考えました。
    何でも持っている お友達へのお誕生日のプレゼント。
    喜ばせる物って何だろう???
    主人公のムーチが、シンプルなイラストではございますが、とても可愛らしく、大切なモノは何かを改めて感じさせられる、心温まる作品でございました。
    プレゼントとしても喜ばれる作品ではないでしょうか♪
    お薦めの1冊でございます。

    投稿日:2006/06/04

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  • とっても深い、ナンニモナイ

    谷川俊太郎さんの訳ということで、是非読んでみたかった作品です。

    ムーチは、ナンニモナイというものを何だと思っていたのでしょう?
    みんなが、たくさんあるのにナンニモナイというのを聞いて、ナンニモナイということをどういう意味で、捉えていたのでしょうか?その辺が、ナゾです。
    ・・・自分の読解力のなさを思い知らされます・・・

    空っぽの箱をプレゼントして、箱の中身が”ナンニモナイ”ということをプレゼントしたのではなく、君と僕以外”ナンニモナイ”をプレゼントするなんて、とてもステキです。

     君と僕以外ナンニモナイ=君と僕だけ。君と僕がすべて

    ということなんでしょう。

    アールは女の子なんでしょうか?そうだったら、とってもステキな愛情表現ですよね。

    ナンニモナイことはわかっているのに、ムーチが、運んでいるプレゼントの箱が、とってもいいものに思えてくるから不思議です。ないことと、あることの対比がとても面白い本だと思いました。

    投稿日:2006/06/02

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  • 1人でひっそり読みたくなる作品

    • てんぐざるさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子10歳、女の子5歳

    悪くはありませんが、いかにもアメリカっぽい絵本だな〜と、思いました。スヌーピーな作者がこの方の絵本を絶賛したとか。
    ちょっと、タッチが似ている気もします。

    白黒の、どちらかというと細い線で描かれているので、あまり遠目はききません。
    読み語りなどのお話会で使うのは、少し難しいかもしれません。
    どちらかというと、1人でひっそり読みたくなる絵本ではないでしょうか?

    私はタイトルに惹かれてこの本を探してきましたが、内容はそれほど感動しませんでした。
    好き嫌いがはっきり出る作品かもしれません。

    投稿日:2006/05/30

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  • 谷川俊太郎さんの翻訳がいい

    • YUKKOさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子7歳、女の子5歳、女の子3歳

    アメリカの作品を
    谷川 俊太郎さんが翻訳されたのですが、
    The Gift of Nothing
    「おくりものはナンニモナイ」

    タイトルからして素敵な訳ですよね。
    さすが、言葉を大切にされる谷川さん!
    だって、「何もないのが贈り物」だったらぁ…!

    「ナンニモナイ」と、カタカナにされたのも
    意味深な雰囲気に興味をそそられますよね。

    主人公である犬「ムーチ」 が
    友達犬「アール」に何をプレゼントしようか、
    楽しく頭を悩ませるお話です。考えながら、
    周囲の人間たちの姿を観察する様子が
    とっても楽しいです。

    プレゼントの中身は「○○o○」だったけど
    そこに自分達が存在していること自体が素晴らしい!
    そう気付く姿が感動的です。

    投稿日:2006/04/29

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43件見つかりました

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