ねこのムーチといぬのアールのしあわせな気持ちが胸に広がる物語。
「ほしいものがナンニモナイ」
「したいこともナンニモナイ」
そんなアールが喜ぶプレゼントは何か??・・・・と、
一生懸命に考えるムーチ。
うんとうんと考えるけれどナンニモナイ。
アールはナンニモナイがほしいんだ・・・と勘違いして、
《ナンニモナイ》探しをするムーチが愛らしい。
最後に、何にもなくても、素敵なものを見つける二匹。
形のあるプレゼントもいいけれど、目に見えなくても、
直ぐそばに、大好きな人がいれば!!
こんな素敵な贈り物はないんだ・・・と教えられる。
シンプルなイラストと、詩人の谷川俊太郎のリズミカルな言葉がぴったり。
友達・恋人・家族・・・あなたは誰とナンニモナイを楽しみたいかな?!