「あわてんぼ うさちゃん」 みんなの声

可愛らしいイースターの絵本があったんですね。もっと早くに知りたかったな。でもとてもかわいいのでうちの子もまだまだ喜んでくれそうな感じの絵本でした。絵の雰囲気がとても素敵で、とてもかわいらしかったです。春に読みたい1冊ですね。

ポケモントレーナーみゆきです。
この本は、表紙のイラストがとっても可愛くてつい手に取った1冊です。

この絵本は、うさちゃんといううさぎが主役！
普段はおっとりしてそうですが、あわてるとはちゃめちゃになってしまうという笑

動物たちのたまごがうさちゃんの家に何故か集結。
しかもそのたまごは赤ちゃんが生まれる寸前！
無事たまごは両親のもとへ届くのか？！


是非読んでみてください！

もうすぐ赤ちゃんが生まれそうな、６つのたまごを見つけたうさちゃん。たまごのママたちに急いで届けようとしたのですが、配達ミスが相次いでしまいます。本当のパパとママはどこでしょうか？うさちゃんの慌てっぷりと言ったら・・・。カラフルなたまごたちでイラストも可愛いです。

春のパーティーの準備をしていたうさちゃん。
テーブルの下に、今にも生まれそうな卵がたくさん。
大きい卵やひんやり卵、いろんな卵がカゴに入っています！
お父さんお母さんの元へ、早く届けなくちゃ！と急いで、届けに行きますが。。
あわてんぼのうさちゃん！なんだか間違っちゃったみたい　笑
最初が間違っちゃったら、後もみんなごちゃごちゃ！
本当のお父さんお母さんの元へ戻してあげるのですが、その方法がおもしろい！
一生懸命な姿が、なんだか憎めないですね。
みんな本当のお父さんお母さんの元へ戻れて良かった。

デイヴィッド・ウォーカーさんの絵。
いつもどおり、とてもかわいい絵でした。
色々な色のたまごがテーブルクロスの下にあったので
イースターのお話かな？とおもいましたが
本物のたまごちゃん。
ラストは
ルーレットに乗って、順番に回って、
パパとママに、こんにちは！
あえて良かったね。

うさちゃんは頑張り屋ですね。

ちょっとあわてんぼですが、いやみがなくって
気持ちがいいあわてんぼなのでよんでいて
笑ってしまいました。

ちゃんとほんとうの親元に行けてよかったですね。
きっとたのしい春のパーティーになったことと思います。

主人公は、かわいいかわいいうさぎさんです。
でもこのうさぎさん、かわいいだけではないんです。やさしいのです。
自分だって忙しいのに、今にも孵りそうなタマゴを見つけた瞬間、タマゴをパパママのところにとどけなくちゃ！と動くのです。
結果として間違いだらけのお届けになってしまうのですが、みんなは怒りません。
それは、普段からうさぎさんにやさしくしてもらっているからかもしれません。
文章だけでなく、絵も丸みをおびたやわらかなタッチで描かれています。読んだあと、誰かにやさしくしたくなるかもしれません。

あわてんぼうのうさちゃんが、たくさん置いてあった卵を、もとの持ち主にひとつずつお届けします。
にわとり、だちょう、あひるにワニ、ペンギンさん。だれひとり、自分の子どもを手元にお届けしてもらっていないけれど、最後にパーティでみんな会えて一安心。
かわいらしい絵でイースターを連想させる絵本なので、イースター前に読むのもいいかもしれません。

はるのパーティーで、たまごがかくしてあったという設定からして、イースターかな？と思いました。
この辺は日本ではあまりなじみがないからぴんとこないかも・・・。

ここまではいいのですが、どうしてたまごを返すことになったのか。
しかも、みどりのたまごはだちょう、わにのたまごはきいろとか、なぜうさちゃんが知っていたのか？
なんとな〜く納得いかないまま、読み進めました。

一番納得いかなかったのは、ペンギンさんにたまごを投げたり、子供たちが違っていたからといってルーレットで回して親に返すというところ。
ちょっと扱いが粗末すぎない？
命の重さがあまりにも感じられなくて・・・ちょっと拒否感を覚えました。

うさちゃんをはじめ、出てくる動物たちがみんな、とってもかわいいです。

お話は、うさちゃんがいろんな動物たちのたまごを、その色、形、触った感じなどから想像して、動物たちに配っていきます。
見事に、ぜーんぶはずれなのですが（笑）、場違いな場所で生まれた赤ちゃんの表情や姿が、これまたとっても愛らしくて、キュンキュンします。

ここまでのお話は良かったのですが、最後に赤ちゃんを元に戻す方法が、うーん、ちょっと安易なような・・・。かわいいだけのお話になってしまってるような・・・、もうちょっとひねりや深みがあった方が良かったなと思いました。