まいごのペンギンフジのはなし」 みんなの声

まいごのペンギンフジのはなし 作:鶴見正夫
絵:赤岩 保元
出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
税込価格:\990
発行日:1995年12月
ISBN:9784323020068
評価スコア 4.33
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  • フジの生き方に感銘を受けます

    本当にあった話しです
    鶴見さんのフジに対する思いが 優しく、フジの一生を描かれたのだと思います
    絵は書道家の赤岩保元さん   フジの優しさがほんのりつたわる絵です 

    逃げ遅れたペンギン   南極でさかなを捕っていた日本の船が見つけ長崎水族館へ(運命の出会いですね)

    飼育係の田中さんたちに守られるのですが・・・

     ペンギンたちから仲間はずれにされます。 種族が違うので・・
    でも 優しいフジは おうさまペンギンの赤ちゃんに慕われるのです
    赤ちゃんは 種族の違いではなく 優しいフジにだっこされて、フジの足の上にのってくるのです
    赤ちゃんたちは、本物をちゃんと見分けられるのですね

    フジはみんなから認められ 独りぼっちでなくなるのです
    飼育係の人たちもホットしたことでしょう

    フジは28年5ヶ月もの長い間生きたのですね(人間の年齢では100歳をこえている)

    南極から独りぼっちで日本へ来たフジの生き方に感動しました
    フジをそだてた飼育係の人たちにも感謝です

    あとがき(神沢利子さん)
    鶴見さんの生い立ちを知りました 
    鶴見さんの雨降りくまのこの絵本も読みました  詩をたくさんかかれているのです

    鶴見さんの優しさとフジの優しさがダブります 
    そして お話しでどのように生きていくのがいいのかを教えてくださっていると思いました

    投稿日:2013/03/15

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  • 作者の人生と重なります

    「あめふりくまのこ」の歌の
    詩を作られた方の作品です
    なんともいえない描写が
    こどもでも想像出来る歌で
    私は子どもの頃から大好きな歌でした

    巻末に神沢利子氏の解説に
    涙してしまいました
    読者として、同じ感覚であること
    鶴見氏の性格と小さい頃のおはなし・・・

    まるで、この本の主人公「フジ」そのものなんです
    この本が出版する前に
    亡くなられたとのこと
    なんとも、せつなくなります

    フジに関わる人間はみなやさしくて
    いいのですが
    フジは、皇帝ペンギン
    動物園のペンギンとは
    種類が違って、仲間に入れられないのです
    鏡に向って・・・とか
    とても悲しくなります
    淋しいのでは・・・

    でも、すごいのは、あかちゃんなんです
    あかちゃんの力ってすごい!!
    抱っこで安心する感じ
    それが、表紙の絵なんですね

    写真を見るととっても立派なフジ
    みんなに愛されて
    長生きしてみんなに囲まれて最期を迎えられて・・・
    涙が止まりませんでした

    投稿日:2013/03/05

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