新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

かちかちやま」 みんなの声

かちかちやま 絵:赤羽 末吉
再話:小澤 俊夫
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:1988年
ISBN:9784834007695
評価スコア 4.09
評価ランキング 27,035
みんなの声 総数 42
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42件見つかりました

  • ばあじる食ったことは忘れ去り

    ばあじるにして食べちゃったくだりがなんとも非道なえげつなさで、これを子どもが読むのー? 本当に消化できるのー?と、大抵のお話は受け入れる私だけど思いました。
    でもまぁ自分も昔おもしろかった気がするからと読み聞かせたら、ばあじるなんかアッサリ過ぎさって、後半のやりとりに興味津々。
    どなたかが書かれていて思いましたが、確かに年齢によって受け取り方が違うのでしょうね。
    同じ生き物同士殺しあって食べてしまい、それにまた仕返しをする。人々が繰り返してきた血で血をあらう骨肉の争いを連想しました。

    うちの年中さんは、泥舟が沈んだのを「やっぱり、な!」とハナから泥舟で漕ぎ出だすのが悪いととったようです。
    土なのだから沈むに決まっているじゃないかと、泥遊びの定義を自分なりに聞かせてくれました。
    おかしいなぁ、当時母は泥舟が沈むわけがわからなくて聞いたものだけどなぁ。私、泥遊びが少なかったのかしら?!

    投稿日:2007/10/26

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  • 狸が鬼のよう・・・、と。

    1度読んだらもう、みたくない!と子供達が言い出しました。
    たぬきじるだと思っていたのがおばあさんを煮たばあじるだったのが恐ろしすぎたようでした。娘は狸を見て「鬼みたいな顔になってる」と言っていました。
    悪いことをしてるときの顔ってこんなに怖いんだと言うことが分かるところがこの絵本のいいところだと思いました。
    もう少し大きくなったら、うさぎがたぬきに仕返しの仕方を理解できるかな?!と思いました。

    投稿日:2007/04/18

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  • すごくせつないお話

    • た〜ちさん
    • 20代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子0歳

    「かちかちやま」って有名で聞いたことはあったけど、読んだことがなかったので、手にとってみた。

    こんな話だったとは、すごくショックだった。
    たぬきに騙されておじいさんはおばあさんを食べちゃうなんて。
    うさぎがたぬきに、背中にやけどをおわせたり、やけどをしたところに唐辛子を塗ったり、つちぶねに乗せてしずませたり、しかえしをしていく。

    でも、このお話が語り継がれてるということは、やっぱり
    そのメッセージは大切にしなきゃいけないんだなぁって思う。
    きちんと話の内容がわかるようになったら、子供に読み聞かせてあげるのもいいかなって思った。

    投稿日:2006/12/23

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  • えっおばあさんを食べちゃうの?

    • ねこちんさん
    • 30代
    • せんせい
    • 岐阜県
    • 男の子6歳、女の子4歳

    悪だぬきがいたずらをし、おじいさんにつかまり家に連れて行かれるが、おばあさんをうまくだまして殺し、逃げてしまうというのは聞いたことがある。しかしこの本では、おばあさんを殺した後、ばあさん汁にして食べる。しかもじいさままでもがだまされてそれを食べている。ちょっと気持ち悪い気がしたが、子どもは気にしていない様子でした。でもやっぱり私は気になってしまいます。

    投稿日:2006/10/21

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  • 食べちゃうのね・・・

    • うーずさん
    • 30代
    • ママ
    • 静岡県
    • 女の子4歳、女の子1歳

    たぬきがばあさまを殺しちゃう上に、ばあじるにして食べちゃうのね・・・。残酷すぎる・・・。

    そして、うさぎによるたぬきへの仕返しもすごい。やられたらやり返せという風にもとれるので、ちょっとどうかな?と思う部分もあります。

    たぬきが自分で悪いことをしたと反省する内容の方が、読み聞かせしやすいのですが・・・。これが、昔話なんでしょうね。

    投稿日:2006/10/15

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  • 残酷だけど…

    私が子どもの頃に読んだ「かちかちやま」は、もうちょっと甘いお話だったような気がします。お話の冒頭で、おばあさんがたぬきに杵で殴られて殺されてしまい、さらに狸汁にされてしまい、それをおじいさんが知らずに食べてしまうという恐ろしいストーリーです。その敵を討つために出てきたのがウサギなのですが、そのウサギの仕打ちも本当に残酷なのです。だけど、たぬきの残酷さに対する懲らしめとしてはバランスがとても取れているんですよね。

    昔話は、こういった残酷さを秘めているものが多いものですが、幼児向けだからという理由で変に結末を変えてしまったり、筋書き自体をを変えてしまったりする絵本もあります。でも、昔話とはこういうもの、本物の昔話を幼児に最初から見せてしまってもOKだと私は思います。というか、そのほうが大人が勝手に変えてしまった話を見せるよりはずっと良いのではないかと思うのです。

    幼稚園児の息子は、ちょっと怖そうにしてましたが、最後のページをみて「おばあさんを殺したんだから仕方ない」と言ってました。

    投稿日:2006/05/30

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  • 高学年なら大丈夫

    • トボさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子10歳、女の子7歳

    5年生に読み聞かせたら、とても受けました。
    幼稚園の子ならあまり残酷とも思わずに「悪者やっつけた」という感じて゜大丈夫だと思います。しかしこれが1.2年生になると「いくら悪者でもかわいそう。残酷」という気持ちが芽生え、悪者は反省をして握手をして別れるというような話に安心するようです。そして今度は高学年になると残酷なところがおもしろいというように変わってきて「反省をして・・・」というのは子供だましだと感じるようです。残酷といってもこの本は血みどろ、バラバラの死体の絵が出てくるわけではないので子供たちは耳から聞いて「ひぇー!ケッケッケッ」と恐がりつつ面白がるのです。

    投稿日:2006/05/16

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  • 懲悪の話

    有名な民話。
    ちょっと怖いシーンもありますが、悪いことをしたらバチがあたるということが、子どもにしっかり伝わるのでは?
    絵もしぶくて、昔話ーって感じの絵本です。
    アニメっぽい絵柄よりも、お話に合っていて私は好きです。

    投稿日:2006/04/03

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  • 残酷・・・

    あまり普段読んであげていない昔話もたまにはいいかなと思い、図書館から借りてきました。自分も細かいことを覚えていないお話だったので選んだのですが、大人の私にはちょっとショックでした。気持ち悪かったです。昔話は残酷なストーリーが多いですね。おばぁさんを殺しおじぃさんに食べさせたタヌキに白ウサギが繰り返し仕返しをするというストーリー。

    子供はさらっと流して聞いてくれたので良かったです。たぬき(悪)はやっつけられて、めでたし めでたしです。
    子供と大人の受け止め方は違うので昔話を読んであげることも大切だと思っているのですが、突っ込んだ質問がくると説明しづらいお話だと思います。

    投稿日:2006/03/28

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  • たぬきじる、ばあじる

    • レイラさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子12歳、男の子9歳

    有名な昔話ですが、変な脚色もなく、
    赤羽さんのどっしりとした絵がいいです。
    いたずら好きのたぬきがじいさまの留守中ばあさまを打ち殺し、
    ばあさまに化け、ばあじるをつくってじいさまに食べさせる、
    なんとも残酷なおはなしです。
    しかもあだ討ちはやけどを負わせたり川に沈めたりとすごいです。
    でもそれも、昔話ならでは。
    火打石やかや、ふかした粟(あわ)など、
    昔の生活の様子もチェックできますね。
    富士山のふもとの天上山には、ここがかちかち山と案内板が立っているそうです。
    たぬきが沈んだのが河口湖だそうです。

    投稿日:2005/11/29

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