きりかぶさんが動物たちにねんりんを数えてもらうところ、ほのぼのしてあたたかかったですね。動物たちそれぞれが数えられる数字を足し合わせて93になったとき、きりかぶさんの人生の重みを感じました。
この本は、娘から読んでもらいました。娘は、保育園のときにいろんな絵本を先生から読んでもらったらしく、私より絵本に関してはずっとくわしいのです。自分で読むのと、読んでもらうのとでは、絵本の味わいがぜんぜんちがいますね。だんぜん、読んでもらうほうが絵本の世界によりひたることができます。
たんじょうびはいくつになっても、だれかにお祝いしてもらいたい、そんな気持ちをみんながもっているからこそ、友達をお祝いしてあげられるんだと思いました。