「バーナムの骨 ティラノサウルスを発見した化石ハンターの物語」 みんなの声

恐竜の絵本に興味を示して、私に恐竜に絵本の楽しさを教えてくれたのは息子です。

息子と本を読まなくなってしまってからも、息子がこういう本好きなのではとつい手が伸びてしまうようになりました。

本編のおもしろさもさることながら、恐竜の骨を運ぶ時に石膏で保護することは知らなかったので、興味深く思いました。

おしゃれな姿で飄々とした感じで骨を見つけるバーナム。苦労も困難もあったのでしょうけれど、そんなことはつゆも感じさせないほど颯爽とした伊達男ぶりが印象に残りました。

読み聞かせに使うということも考えられてのことかもしれませんが、伝記漫画と共に、伝記絵本って今盛んに出版されていますよね。注目しているジャンルでもあります。

少し長いけれど、
他の伝記みたいに堅苦しくなくて、
ユーモアのある書き方に
読んでいても続きが気になりました。

というよりも、
バーナム・ブラウン、
自身の魅力的な生き方が
どうなるのか気になりました。

本当に掘ることが好きなんでしょうね。
伝記とか論文も書かず、
最後まで掘り続けたそうです。

なんだか、夢追い人で
子どもみたいな人で
ほほえましく読みました。

T−REXを見付けた、夢を実現させたバーナムの人生を描いた絵本です。
地味に思える、化石をほるという作業だけどすごくワクワクするのが不思議。化石発掘の人は、博物館に雇われているのか。掘った化石は、こうやって運ぶのか。え？組み立てるのに7年も？など、もう大人も子供も興味しんしんでした。

言う事は何と無くは知ってはいましたが、この本を読みながら、バーナムのドキドキがこちらまで伝わってくるものでした。しかしこのバーナムさんは第一次、第二次世界大戦中も恐竜の化石を発掘し続けていたのですね！凄い…！