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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥

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ジオジオのかんむり」 みんなの声

ジオジオのかんむり 作:岸田 衿子
絵:中谷 千代子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1978年04月
ISBN:9784834007145
評価スコア 4.76
評価ランキング 719
みんなの声 総数 104
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104件見つかりました

  • 威厳と優しさ

    • かちゃみさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子4歳、女の子0歳

    ライオンの風格。
    勇ましく、凛々しく、気高く、そんな表現を冠という形で示すあたり、子供にわかりやすく伝わっていきます。
    そんなライオンにも寂しさ、優しさ、がありみんなと同じように秘めていること。
    見た目だけで判断できないものがあるということ。
    幼い心にそっと焼き付いていくのではないでしょうか。
    冠から小鳥が飛び立ち、ライオンを慕う姿にホッとします。

    投稿日:2008/04/10

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  • ゆっくり

    • ぴちこんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子1歳、男の子1歳

    実家から私が幼稚園でもらった薄い冊子で出てきました。

    いつもなら動物がたくさん出てくる本だと興奮気味に指差しを始める二人ですが、この本では少し様子がちがってゆっくりとお話を聞きながらしきりに生まれたばかりの雛たちが木になる様子でした。

    ジオジオは王様であるがゆえにさびしくて、孤独で・・でもとてもやさしい心の持ち主。
    そんな雰囲気が伝わってくるとてもやさしい本です。

    お友達のおじいちゃんと接する機会が増えていて、どこか空気を読むのでしょうか。

    とてもおすすめしたい一冊です。

    投稿日:2008/03/27

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  • 強さと優しさということ

    • オナミーさん
    • 30代
    • ママ
    • 岡山県
    • 女の子3歳、男の子0歳

     3歳の娘に読み聞かせをしました。

     それなりにストーリーは理解していたようですが、この絵本の本質的な部分に触れられたのかどうかは疑問でした。

     強い、ということ。
     そして、優しい、ということ。

     本当に優しいというのは、どういうことなのか?

     小学生になっても読んであげたいような絵本です。

     願わくば、二人の子供たちには『強くて孤独』な人間になるより、『強さを優しさに変えていける』ような人間になってほしい・・・と思います。

    投稿日:2008/02/08

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  • 優しくなりたい

    • 花明りさん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子2歳

    百獣の王ライオン。
    ジオジオはまさしく王ですが、最近めっきり年をとって寂しくなってきたみたいです。
    みんなから怖がられるのがつらい。

    悲しんでいる鳥の卵を冠で育てるなんて、とても素敵です。
    強くて怖がれるだけでは、だめなのです。
    無理をすることなく、人の役に立てたら、優しくなれたらいいなと思える絵本でした。
    とても静かで淡々としていて、心に染み入るようなお話です。

    投稿日:2008/01/16

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  • 心温まるお話です

    • ちひろろさん
    • 30代
    • ママ
    • 福島県
    • 男の子4歳、男の子0歳

    みんなに恐れられているライオンだけど、優しい心の持ち主なのだということが静かに伝わってきます。最後のページで、年老いたけれども幸福そうなジオジオと、生命あふれる小鳥たちの対比が未来につながっていく感じがします。綺麗な日本語の文章なので、読み聞かせていても心地よいです。4歳の息子は素朴な絵に見入っていました。もうすぐ8歳になる甥っ子が貸してくれた本なのですが、いまだにお気に入りの様子でした。大人も考えさせられる本なので、長く読めそうです。

    投稿日:2008/01/09

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  • 年老いるということ

    先日私の父が亡くなった。
    以前からこの本が気になっていたのだが
    タイムリーな時期に、この本を読む機会が巡ってきた。
    読み進めるうちに
    ジオジオが年老いたライオンであることがわかって
    巣箱にした冠を頭に、じっとしている様子を見て
    娘が「おじいちゃんみたいに死んじゃったのかな」と言った。
    実際には雛が落ちないようじっと佇んでいるのだろうその様子を、
    死と結びつけた娘。
    3歳の娘なりにおじいちゃんが亡くなった事を受け止めていたのかと思いはっとした。
    年老いるということは、確実に死に近づくということだろうけれど
    ジオジオみたいに性格も丸くなって
    小鳥に癒してもらえるなら
    悪くないのかもしれない。
    そうなるためにもいい年月を重ねたい。

    投稿日:2007/12/27

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  • 年老いた時

    年老いて自分の周りからざわめきが消えるのは淋しいと思いました。お金よりも何よりも一緒に楽しい時間を過ごせる相手が欲しいのではないかと思いました。私ならそうだと思うので。冠をかむっている事も役に立って良かったと思いました。子供を産むためなら肉食動物である森で怖がられているライオンにだって頼んでしまうお母さんの行動両区に感服しました。やはり母は強しなのだと思いました。”ちょうしはどうかね”と母この為にゆっくりと歩く主人公は本当に幸せそうで良かったな!と思いました。誰かのために自分が役に立てることほどの喜びはないのだと感じました。目がほとんど見えなくなった主人公の周りで小鳥たちが囀っている姿は主人公にお礼を言っている様に見えました。中谷千代子さんの絵も緑の背景やキャンバスの生地を生かした色の乗せ方など素晴らしい描き方でした。素敵な絵本でした。

    投稿日:2007/12/06

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  • 優しいジオジオ

    とても強いライオンのジオジオ。
    でも歳をとって目も見えにくくなり・・・

    昔は怖かったのに今は年寄りになってしまった。
    年を取るって事はどんな感じなのか。うちにも
    おばあちゃんがいるが、子供達はこの本を読んで
    優しい気持ちになってくれるといいなと思う。

    はいいろのとりと一緒にひなのかえるのを喜ぶ
    シーンが印象的です。

    ゆっくりと何回も読んで子供達に何かを感じて欲しい、
    優しい本です。

    投稿日:2007/11/21

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  • 動物の王様=ライオン

    • 慶汰ママさん
    • 20代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子3歳、男の子0歳

    この本を読んでライオンは強いと知った息子。ライオンのかぶっているかんむり≠ェとっても気になるようで、自転車に持っている時など何でもない時に『ねぇ〜ライオンの頭にあるやつ・・・・。』とっても印象に残っているようです。
    みんなから恐れられているライオンだけどとっても心優しいライオン、心温まるスト−リ−です。

    投稿日:2007/08/25

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  • やさしき王 ジオジオ

    • うららさん
    • 30代
    • ママ
    • 栃木県
    • 女の子5歳、女の子3歳

    らいおんの名前がジオジオ もうそれだけで絵本を手にとりました。
    ひらいて見てみると、素敵な世界。

    年老いたらいおん、ジオジオは金ぴかの王冠をかぶっていました。
    強いものの孤独が描かれていました。

    小鳥の悲しい話を聞いてジオジオはある提案をします。

    ジオジオは退屈ではなくなりました。


    心がぽっと温かくなるやさしさに溢れたお話です。
    今回借りてきたのですが、家のいつでも手の届くところに置いておきたい絵本です。

    投稿日:2007/07/29

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