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ジオジオのかんむり」 みんなの声

ジオジオのかんむり 作:岸田 衿子
絵:中谷 千代子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1978年04月
ISBN:9784834007145
評価スコア 4.76
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みんなの声 総数 104
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104件見つかりました

  • 助け合い

    晩年を迎えたライオンのジオジオ、でもライオンであることが災いして誰もが怖がって近寄ってくれません。誰かと話したくてたまらなくなった時に、話しかけてくれた小鳥。小鳥の巣をジオジオの頭の冠に作ってあげたのは、とても良いアィディアだと思いました。

    ジオジオと小鳥の親子たちはとても仲良しで、晩年にこんなに豊かな交流が生まれて良かったなあと思いました。ジオジオは家族ができて楽しいし、小鳥たちは外敵から守ってもらえると双方の助け合っている姿が微笑ましいです。「かばくん」の岸田衿子と中谷千代子のコンビで、静かだけど心温まるとても良い本だと思いました。

    投稿日:2007/06/13

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  • 幸せな気持ち

    強いライオンの王様であるゆえに、孤独なジオジオ。
    まわりの動物はジオジオを恐れ近寄ってきません。

    一羽の鳥との出会いから、この絵本は静かに淡々と、老い・孤独・そして優しい幸せを教えてくれます。

    最後にジオジオは、
    優しいひかりの中、小鳥達の歌声に包まれてとても静かで、幸せそうな表情をしています。

    三歳の息子には難しいのではと思いましたが、
    時に心配そうに、時に嬉しそうにお話に聞き入っています。
    きっと何かを穏やかな気持ちで感じ取ってくれているのでしょうね。

    投稿日:2007/06/15

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  • 生きることの意味

    「かばくん」と同様、岸田衿子の文と、中谷千代子の絵が、ぴったりマッチしたすてきな絵本です。年老いたジオジオの包み込むようなやさしさが、どのページからも滲み出ています。娘は、「どうして、しらががはえたの?どうして、めがよくみえないの?」と何度も聞きました。ページごとに、「まだ、ジオジオのめ、みえる?ちょっとだけみえる?」と、心配でたまらない様子。でも、ななつのひながかえり、ジオジオのまわりを元気に飛び回っている絵を見て、「ジオジオはおじいさんになって、めがあんまりよくみえないけど、とってもしあわせなんだって。」と言った娘の一言に、「生きる」ということの本当の意味を見出したような気がしました。娘は、この静かな、静かなお話が大好きです。生きることの喜びとやさしさにあふれた1冊、どうぞ手にとって読んでみて下さい。

    投稿日:2007/05/13

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  • 素敵な内容だけど・・・

    • フーガ☆さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子3歳

    親としては話の内容は好きなのですが、うちの息子は絵の感じが少し暗いので、あまり気に入ってくれませんでした。読み聞かせには良いと思います。

    投稿日:2007/04/24

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  • 誰かとつながっている喜び

    年老いてきて、シマウマもきりんも追いかけるのも嫌になったジオジオは、誰かとゆっくり話をしてみたくなりました。
    でも、動物たちは、ジオジオのかんむりがひかると誰もが隠れてしまい孤独をかんじています。
    そんな時、灰色の小さな鳥が話しかけて来ました・・・。

    なんだか人間の世界の話のような気がしました。一匹(一人)で年老いることの恐さ、寂しさを感じましたが、小鳥の雛たちの成長がジオジオの心を溶かしていくようでした。
    息子(8才)は、「おや、しらががはえてきた。・・・」で「おじいさんだね」と気付きましたが、だんだん体力なども衰えていくことについては、まだまだ理解できていないようでした。
    子どもにも良いですが大人にも是非読んでもらいたい絵本です。

    投稿日:2007/04/16

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  • 老いるということは・・・

    動物の王者、ライオンのジオジオ。
    誰もがジオジオを怖がって、
    ジオジオが近づくと逃げてしまう。
    ただ話し相手が欲しいだけのジオジオなのに・・・

    何かの拍子に老いを実感すること。
    そしてそのとき初めて実感する孤独感。

    老いてくるとできなくなることもある。
    でも、それによって今までとは違う喜びがある。

    少子高齢化といわれている日本。
    孤独死などが問題になっている日本だからこそ、
    ジオジオのように最後は幸せであって欲しいなあと
    切に願ってしまいました。
    子供のころに親しんだ絵本なのに、大人になるとまた一味違った感覚になるなんだなあと思いました。

    息子は老いていくということが、
    目がみえなくなったり、できなくなったりすることがあると
    いうことに驚きのようだったようです。

    投稿日:2007/04/16

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  • 誇り高き、優しいジオジオ

    この絵本の前半を読んで、「はだかの王様」を思い出しました。
    「はだかの王様」その後・・・といった話かと思ったのです。

    権力者ゆえの孤独。
    そこから、どうなるのか・・・
    他の動物たちと、仲良くなっていくのだろうと思っていました。
    でも、このお話はそんな、安っぽいお話ではありませんでした。

    最後まで、誇り高いライオンであり続けます。

    でも、本当は優しいジオジオ。
    かんむりを小鳥の巣に、貸してあげるのです。

    なんだか、とっても切なくなりました。

    私は、権力のある人は苦手です。
    でも、この本を読んで、なんだか、ちょっと、優しい目で見ることが出来るようになったように思います。

    投稿日:2007/03/16

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  • 心にしっかり届いたようです

    絵を描く導入に使いました。
    体が大きく強いライオン。そんなライオンが、小さな鳥にかける優しさ。
    この絵本を読んで描いたライオンは、どの子の絵も、心なしか優しそう。きっと、ライオンの優しい気持ちが子どもたちに届いたのではないかと思います。

    投稿日:2007/02/21

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  • 強くて優しい

    • PIROさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子7歳

    とても素敵なお話でした。
    強すぎて誰もちかよらないことを淋しく感じているジオジオ。
    冠を鳥さんの巣にしてあげるなんて!
    ものすごい優しさです。
    年老いているからこそにじみ出る優しさなのでしょうか。
    最後の目をつむっているジオジオはとても幸せそうに見えたのがよかったです。

    投稿日:2007/02/15

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  • ライオンだって、寂しい。

    私も子供の頃読みました。
    ジオジオという名前がとても印象的です。
    強くていばっているジオジオは、子供たちからすると自分たちの「おじいちゃん」が一番近いイメージなのではないでしょうか。
    年を取るということ、強がっていてもみんな自分と同じようにひとりぼっちじゃ寂しいということなんかを、理解してくれたらうれしい絵本でした。

    投稿日:2007/02/13

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