小学校2年生の娘が「この本面白いよ」とすすめてくれました。いつもおなかをすかせた、びんぼうな絵描きハラ・ヘリオさんのおはなしです。もうその名前だけで笑えますが、絵もユニークで楽しいです。
骨董屋さんで見つけた不思議ななべの絵を、パンを我慢して買うことにしたハラ・ヘリオさん。「らくがきするべからず」というお札を無視して、絵の具で鍋の絵に手を加えてしまうと、とっても不思議なことが起こります。
この絵本を読みながら、想像力の豊かな子どもや、絵を描く人は、自分で描いた絵からいろいろストーリーを巡らすのかなぁと感じました。私は絵を描くことが苦手なので、残念ながらそういった経験はありません。ちょっと気の毒なハラ・ヘリオさんですが、自分で描いた絵の世界に行けるなんてやっぱりうらやましいです。
絵を描くのがすきな子に、特にオススメしたい絵本です。