「あいうえおんせん」 みんなの声

図書館から借りてきて、４歳と９歳の娘たちと読みました。
親子揃って、高畠那生さんの絵本にハマってきてますが、
今回もすご〜〜〜く！！面白くて、何回も読みました。

世にもヘンテコな温泉どころ、「あいうえおんせん」。
最初は「あいうえお」から始まる「あいうえおもしろ　おはなし温泉」。
オオカミのお腹の中に入る「赤ずきんの湯」や
玉手箱の形をした「うらしまたろうの湯」。
↑みんなお爺さんになってます（笑）。
五十音だけでなく、「ばびぶべぼ」や「ぱぴぷぺぽ」などの温泉も出てき
て
風変わりな温泉のオンパレード！（＾＾）
みんなのお気に入りの温泉はどれかしら？！

斬新な温泉たちに笑ったり感心したり、「ひょえ〜っ！」とおののいてみたり（笑）♪
とにかくこの高畠さんの発想に脱帽です。素晴らしい〜！
長女は「ラベンダーのおふろ」、次女は「妖怪こんよく風呂」が気に入ってました。

一通り「ん」まで見た後に、これまた粋なお楽しみが！！！（＾＾）
一日では全部制覇は難しい（笑）ので、
ゆっくり時間をかけて隅々まで眺めることをおすすめします。

４歳の次女も楽しんでいましたが、９歳の長女の方が満喫していました。
大人もハマりました（＾＾）。親子で楽しめます！

小２の次男坊も大喜びでしたが、兄ちゃんも大ウケだったので、
とりあえず兄ちゃんの年齢で登録してみます。

「〇〇おんせん」の中の〇〇にちなんだお湯がいっぱいで
どこをどうやって発想するんだろうって思えるような温泉と、
高畠那生さんのあの独特な絵柄でいっぱいのページ。

何これ〜！あ、ここに〇〇がいる！と大喜びな息子たち。
ヒゲの王さまに喜ぶ次男に、宇宙人（グレイ）に反応する兄ちゃん。
でもね、ハハは見つけてしまいました。
大好きな「チーター」の姿を。

キャーキャー笑いながら最後のページまで来たら、
おかみからの挑戦状のを探しに戻ってみましょう！
かなり、盛り上がりますよぉ〜♪

あいうえおの勉強にと考えないで、あがつくものどこだ〜♪って
楽しめると思います。

３歳なりたての息子には少し早いかなーと思いつつも、私の興味があったので図書館で予約しました。
何番も待ってやっとやってきました！

高畠那生さんの絵がよく、
がぎぐげご、ぱぴぷぺぽのページまでありました。
仕掛けが多く、ページ数も多いので、最後まで読むのは結構時間がかかります。
とても楽しい。
息子は「ケーブルのゆ」に入りたいみたい。

ただし、３歳なりたてだと内容が少し難しかく、長かったようです。
最後までは集中して聞けませんでした。
ただ、これは再読したいと思います。

個人的に高畠さんの絵は大好きですが、この作品は読む人によって好き嫌いが分かれそうです。絵もテンポも楽しいんですが、ゴチャゴチャし過ぎているというか、
五十音のことばあそびと高畠さんのインスピレーションで描かれるふしぎな温泉街と両方を同時に楽しむには刺激が多すぎる気がしました。

もう少しどちらかを抑えて、情報量を少なくした方が、子どもたちには手に取りやすい気がします。
ただ、こういう見ているだけで楽しくなってしまう作品がとにかく好き！という人も多ですよね｡
学校などで紹介するなら､読み聞かせよりブックトークをおススメします｡

高畠　純氏の作品は大好きなのですが
息子さんですよね？？？
違ったかな？
那生氏の絵は、個性的ですが
う〜ん・・・

で、全ページ試し読みで
林氏の作品だし
言葉遊びは大好きな題材だし
温泉だし（＾＾ゞ
と、見てみたら

あれ？

本筋はもちろん楽しめるのですが
他にも絵で
気になる遊び心（＾＾ゞがいっぱい　

この王冠、どのページにも出てる？
とか

おとうさんは、どこ？
とか

また戻って・・・

やっぱり！
最後の「ん」のページで
王冠が・・・
で、絵本を閉じると
王様に返しているし〜

テーマが「温泉」でも
ほんと、こんなのがあればおもしろいかも〜
テーマパーク的施設ですよね！？

おもしろかったです
でも、やっぱり手に取って
何度も繰り返しページを戻ったり
確認したりしながらの方が
楽しいと思います

那生氏の絵もいいです！

いろいろな温泉がいっぱい！！
こんな温泉があったら楽しそうですね。全部入りきるのには１日では無理でしょうが（笑）。
「がぎぐげご」「ぱぴぷぺぽ」等もしっかりと描かれているのにびっくりしました。
さいごのおかみのことばを見て私の見方は甘かったと思いました。こういったものさがしは大人よりも子供のほうが得意そうなイメージです。

あいうえおってただそれを追っていくだけの
言葉遊びなのかな〜とあまり期待していませんでした。
ごめんなさい。
これは違った！
温泉それぞれにひねりがありました。
今までにないような温泉！
ロマンチック温泉とかもうすてき！
我が家の娘たちは温泉大好きなので
これはめちゃくちゃ喜びました。
絵もあちこちに遊びがあって
何回見てもおもしろい！さすが高畠さんです。
詩人ならではの言葉選びも楽しく、
文句なく気に入った絵本です！

こういう本は小学生なんか好きではないですか？細かい部分まで見ると、これなんだーっていう笑いながら読むことが出来るし、温泉というテーマが面白かったです。こんなのもあるんだー、と思いました。絵も宇宙的というか、不思議な絵なので、きになってじーっくり見てしまいます。

高畠那生さんの絵本が好きなので、表紙の絵を見て読みたいと思いました。いろんなへんてこ温泉が、あいうえお順に紹介されています。
５０音だけでなく、「ざじずぜぞ」や「ぱぴぷぺぽ」など濁音半濁音のページもありました。シュールな挿絵が最高です。
ページの隅々までよくよく見ると、いろいろ面白いことを発見できます。子供たちが読み終わってからも、ひとりで色々探してしまいました。楽しいです。

このお話は、あいうえお順にいろいろな変わったおもしろい温泉がたくさん載っていました。うちの子はもし本当にあったら、どの温泉にはいろっかな〜？なんて言いながら楽しそうに見ていました。特に気に入っていたのが海の中の温泉で、自分がそこにいるかのように指で遊んでいました。