おもしろそうなタイトルに惹かれて読みました。今まで読んだことのないスタイルに、ちょっとビックリ。初めて読んだ時は、私も子どもたちも楽しみ方がわからず「?」でした。
バスの運転手が「ちょっとでかけてきますが、くれぐれもはとにうんてんさせないで」と言って、どこかへ行ってしまいます。するとハトが出てきて、バスを運転させてほしいとアピールしはじめるのです。
そのアピールの仕方がおもしろい。ちょっと悪っぽくしてみたり、だめ?と甘えてみたり、コロコロ変わるはとの表情に、思わずニヤリです。
参加型絵本として子どもたちとうまく掛け合いできるようになるには、うまくハトになりきれないといけないかも。読み手の力量が問われる?