1978年刊行。「おひさま」から始まる、しりとり絵本。
2020年1月の時点で122刷発行されているロングセラー。
「おひさま」から始まり、絵と言葉が1ページに1つずつあり、しりとりを続けながらページをめくるとお話になっている。
タイトルだけだとなんだかわからないし、説明するのも野暮なので、実際に本書を開いてみて体験してください。そんなに時間は取らせません。
言葉のリズムや、絵の面白さ、手作りの温かい雰囲気などを楽しめる。どうってことのない話のようでいて、どうしてか、不思議な楽しさが心に残る。
子どもの時に、テレビの幼児向け番組で聞いた「こぶた たぬき きつね ねこ」という歌を思い出した。あれの元ネタなのだろうか?
何度見ても妙な面白さがあり、突っ込みどころがある。
季節がいつの間にか冬になっていたり、最初のころに登場したあれやこれはその後どうなったのか気になったり、読者を飽きさせない。こちらが勝手に気になっているだけかもしれないが、楽しい絵本です。