息子は片付けられない男です。
しかし、誰かに手伝ってもらうのも大嫌いです。
私は片付けは得意なので、片付け方をいろいろな工夫をして教えてきました。
でも、息子にはできませんでした。
ところがある日、小学生の息子がティッシュの空き箱が欲しいと言ってきました。工作用に取っておいた3箱をやりました。
息子は箱を切ったりテープでつないだりして、引き出しにぴったりの箱を数個作っていました。
それぞれに分けて物を入れて、きれいに引き出しに入れて、「おかあさん!見て!」と誇らしげに見せてくれました。
片付け方だけでなく、自分の知らない方法を教えてもらって、素直にそのまま真似る子どももいれば、自分のやり方にこだわる子どももいます。
この絵本では、おもちゃの嘆きを聞いて、自分で考えて片付けをしているところがいいです。
やる気がなければ、長続きはしませんね。大人になっても。