ゆったり流れる時間とほのぼの感に惹かれて読みました。
子供たちが、あまりに静かに聞いているので、
「あ〜、おもしろくはないのかな…」と
ちょっと気になりながらも、静かに読み進めていました。
読み終えたとき、
二人とも、にんまり笑顔で、目はキラキラ。
そして、ため息まじりで、
「いいなあ〜、せめて園バスに乗りたかったなあ…」とポツリ。
子供にとって、ふねで通園なんて、夢のような毎日なんでしょうね。
ふねが、空高く吊り上げられた時も、
私は、「こわ〜」「あぶなっ」って思っちゃったけど、
子供目線では、大人から見るより、ずっと高いんだろうに
とっても楽しそう、そして、うらやましい、んだろうなあ。
子供の頃、毎日、「わくわく探し」をしていたことを
思い出させてくれる絵本でした。