まわりを見下して、横柄な態度でいる人がひとりぼっちになる。。という割とよくある人間関係が描かれてるように思いました。
どんなに特別な何かを持っていたとしても、周りの人間を馬鹿にしていたら誰とも友達になれないし、一人で生きていくことで幸せにはなれない。そんなことが言いたかったのでしょうか?
虹色のうろこを魚たちに分けること自体はきっかけに過ぎず、タコはにじうおに、幸せに生きていくことはどういうことなのか、考えてもらいたかったのかもしれません。
などと私は考えながら絵本を読みましたが、5歳の息子は「みんなと仲良くなれて良かったねえ。」というあっさりした感想でした。
ちょっと心配なのは、読んだ子によっては、「ともだちと仲良くなるには何かあげればいいんだ!」って勘違いしてしまう子がいるんじゃないのかということ。
なので、絵本を読んだ後に簡単に説明やらフォローが必要なのかなあと思いました。(そう考えると面倒なお話ですね。。)