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どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

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にじいろのさかな」 みんなの声

にじいろのさかな 作・絵:マーカス・フィスター
訳:谷川 俊太郎
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:1995年11月
ISBN:9784062619516
評価スコア 4.05
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みんなの声 総数 214
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214件見つかりました

  • 大事なことを教えてくれる絵本

     小学校で教師をしています。『にじいろのさかな』は、子どもたちも大好きな絵本です。表紙のきらきらした絵にいつも歓声があがります。でも、きらきらしたうろこを自慢しているために周りのさかなたちからさけられるようになるにじうお。そんなにじうおが自分のうろこをさかなたちのあげ、そのかわりに友だちと一緒にいることの素晴らしさに気付いていく様子は、友だち関係を広げていく小学校低学年の子たちにぴったりです。教室においておくと、休み時間などに手にとって読む子どもたちの姿があります。
     シリーズになっている『にじいろのさかなしましまをたすける』では、自分たちと違っても、その違いを認め合うことの大切さを『こわくないよにじいろのさかな』では、想像して怖がるよりも実際に経験することの大切さを『にじいろのさかなとおおくじら』では噂や思いこみ(偏見?)でものごとを判断するのではなく、見て聞いて知ることの大切を・・と子どもたちに伝えたいことがぎゅっと詰まった絵本だと思います。シリーズを通して読み聞かせをし、にじうおの成長とともにみんなで大切なことを確かめ合っています。子どもたちも続刊を楽しみにしています。

    投稿日:2010/12/06

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  • おもいやりの大切さ

    • おめでとうさん
    • 30代
    • ママ
    • 滋賀県
    • 男の子7歳、男の子5歳、男の子3歳

    まず、表紙の素晴らしさ!触って手の感触から気持ちが高ぶり、わ〜〜〜!!って中どんなお話だろう?って興味を示してくれる。

    お話が進むにつれて、子供からも「かわいそうやん!」「でもキラキラうろこあげたら自分が目立たなくなってしまうからいやかも!」とか、子供自身がにじうおになった気持ち。と、まわりのなかまの魚になった気持ち。と両方の心を感じ取る様になりました。

    いったいどうしたらみんな仲良くできるんだろう?
    子供なりに考えます。
    やはり絵本の通りの答えが返ってきました。

    たまたまいつも兄弟ケンカばかりしていた子供でして、どうしたら兄弟仲良く遊べるのか悩んでいたようです。
    この本から大切なことを学ぶことも出来たようです。

    感動を与えてくれる絵本です!
    大好きです!!

    家にありますが、ふと触りたくなってしまう本ですよね!

    これからも活躍楽しみにしています!!

    投稿日:2010/11/27

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  • 海の底の世界を味わう絵本

    • ポピンズさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子7歳、男の子3歳

    7歳の娘も3歳の息子も「おさかな」さんは大好きで、水族館も大好き。
    ダイビングをするパパの影響で、娘は2歳の頃から魚図鑑を良く見ていろんなサカナの名を覚えるほど。
    弟も今、それを追って海の生きものであればなんでも大好き。
    そんな2人は純粋に、海の底の世界をこの絵本で思う存分味わっています。
    じっさいには子ども達には潜れない海の中、非日常=ファンタジーの世界ですよね。
    みなさん「キラキラが綺麗」とおっしゃっていますが、熱帯魚の色の鮮やかさは本当に美しいもので、海の底に棲む神秘的な生き物の美しさを象徴して、このキラキラは意味を持つ気がしています。
    絵本の中でたっぷり味わえる海の世界。
    フィスターさんのインタビュー記事を見て、スイスには海がないとか、特にダイビングもされるように書いていなかったので、ひとえに美しいものを絵で伝える才能をお持ちなのだと思いました。
    ちょうど今クリスマス絵本を色々みていて、フィスターさんのWake Up Santa Clause!(『はやくおきてよサンタさん』)を手にしたのですが、やはり非日常であるサンタの住む雪の銀世界もなんとも幻想的でした。
    絵本を通じてこそ味わえる世界の醍醐味を、余すとこなく発揮される作家さんなのだと、改めて思いました。
    もちろん、「みなでわかちあう」という内容も、美しいうろこがより前面に散らばって美しい絵で表現されて相乗効果で伝わり、フィスターさんが色んなところにテーマのインスピレーションを得られているように、普遍的な内容だと思います。
    でも、「絵」本、という限り、まずは「絵」で伝わってくる世界観を、特にこのシリーズはよく表しているのではないかと思いました。

    投稿日:2010/11/27

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  • たいせつなこと

    この本の値段を見て一瞬躊躇した私。
    でもこのキラキラにひかれて購入しました。
    読み始めると作者の伝えたいことがストレートに伝わってきました。親として子供に教えておきたい 相手を思いやる事や人間は一人で生きているのではなく互いに認め、認められるなかで成長していくのだということ それを早く子供たちにも気づいて欲しい、そんな願いをこめて読み聞かせています。

    投稿日:2010/11/26

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  • 賛否両論あるかな?

    • 環菜さん
    • 20代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子4歳、男の子2歳

    気になっていた「にじいろのさかな」初めて読みました。

    きらきら光るうろこには、単純に魅せられますね。
    これまでに、他の絵本にはなかったものですから。


    ストーリーには賛否両論あるようですね。

    私も読んでみた感想は、「あまり深く考えずに読めば、いい絵本」かな。

    少し詰めて考え始めると、ちょっと疑問が湧きます。
    小さい子供にはまだ、分からないかもしれませんが、内容に疑問を抱えながら読み聞かせをするのはちょっと・・・と思いますしね。

    投稿日:2010/10/19

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  • 一人よりも楽しい

    • ススワタリさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子6歳、女の子4歳

    絵がとってもキレイな絵本です!
    魚のうろこがキラキラ光るようになっていて、とってもきれいなのです。
    にじいろのさかなは美しいけれど、ひとりぼっち。
    どうしたらよいかとたこに相談すると、きれいなうろこをみんなに分け与えるように言われます。
    そこで、にじいろのさかなはみんなに自分のうろこをプレゼントします。
    喜ぶ相手を見ながら、にじいろのさかなの心が少しずつ変化していく様子が細かく描写されています。
    最後にキレイなうろこは1枚になってしまいますが、たくさんの友達に囲まれてにじいろのさかなは幸せでした。
    「みんなでたのしむ方が一人よりも楽しい」と言うことを教えてくれる絵本です。

    投稿日:2010/09/13

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  • いまさらながら素敵な絵本

    にじいろのさかなはとても有名で知っていたのですが・・なぜかじっくり読んだことがないことにいまさらながら気づきました。

    とってもきれいなうろこをもったお魚のお話というくらいにしか知らなかった自分がとっても恥ずかしい。

    そして、漠然とたくさんのキラキラとしたうろこをもっているページが好きだったのですが・・読み進めていくうちに、なぜ一枚のうろこになってしまったのかがわかり、この絵本の奥深さを知ったのでした。

    7歳の娘がこのシリーズを気に入り、すべて読んでいました。
    小学生くらいのほうが、この絵本から色々なことを学び感じる部分が多いのかもしれません。

    幻想的な海のそこのお話は読んでいるだけで癒されます。

    投稿日:2010/08/06

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  • 譲り合い?の精神

    にじいろのうろこをもつ、にじうお。
    最初はとっても傲慢ですが、
    最後はそのキラキラとひかるうろこをみんなに分けてあげます。

    好きなおもちゃでも、仲良しのお友達が かーしーてーと言ったら、
    すぐに貸してあげる3歳の息子。

    「このにじうおはアナタに似ているね。」 というと、
    とっても喜んでいました。

    きっと彼も、にじうおと一緒で、
    仲良しのお友達が喜んでくれるのが幸せなんだと思い、
    この本を読んで私までとっても暖かい気持ちになりました。

    投稿日:2010/08/02

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  • おともだちを作るには?の本☆

    綺麗な銀色やいろいろなうろこをもった虹色の魚に
    まず魅せられます!

    そしてお話の内容はとっても教育的(?)。
    みんなにきちんと挨拶して、何か独り占めしたりしないこと。
    これでみんなと仲良しになれるよ、という。

    谷川氏の携わった本は間違いないな、と思います。

    投稿日:2010/07/28

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  • とっても美しい絵本ですね。
    キラキラのウロコの部分がきれい、というのもありますが
    にじいろのさかなの心が美しいという意味でもあります。
    大事な大事なウロコなのにみんなに分け与えてしまうなんて
    なかなかできないことです。

    みんなが欲しがるものを独り占めして仲間はずれにされるか
    自分の大事なものをみんなに分け与えてみんなから感謝され
    好かれるようになりたいか…
    究極の選択ですね。
    あまり突き詰めて考えるとホントにこれでいいの?と思うような
    難しい物語ですね。
    自分をよく見せようとか自慢することは
    誰しも自分を守る・自分が一番大事と思う本能から
    自然とやっていると思うけど周りとの調和を考えると
    やり過ぎてはいけないし…。
    かといって大事なものを他人に簡単にあげちゃうのも
    どうかと思いますよね。

    投稿日:2010/05/31

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