「あっ！」 ０歳のお子さんに読んだ みんなの声

はじめての絵本たいむシリーズをたくさん読んでいます。こちらの絵本では、男の子があっ！と指差した先には、くるま、でんしゃ、ふね、ひこうきが♪乗り物絵本のファーストブックにも良さそうです（＊＾＾＊）あっ！と指差してくれる日が待ち遠しくなりました。

表紙の「あっ！」からの始まりから、乗り物絵本とは思わなかったのですが、やっぱり男の子だなあって思いました。６ヶ月になる男の子の孫は、興味があるのか目で追っているし、泣いていてもこの絵本を見せると泣き止んだのが嬉しかったです。

11ヶ月の娘に読んでやりました。「あ！」から始まって、陸、空、海、とそれぞれの代表的な乗り物が紹介されていきます。とても端的に短い言葉しかでてこないので、赤ちゃんでも十分に理解できると思います。私は「あ！」を少々強調して読んでみたので、娘もそのたびに気をとられ、なんとなく本に見入っていました。リズミカルに読むことができるので、女の子であまり乗り物に興味がなくても、そういうものがあるんだということでもいいからとあまり期待せずに読んでしまいました。赤ちゃんに読み聞かせる、最初の乗り物大集合！っという感じでしょうか？

金の星社の「はじめての絵本たいむ」シリーズの第8弾。
文の中川ひろたかさんは、平田利之さんとのコンビで、「つみき」「ことり」「たまご」「ひよこ」と4冊を発刊していて、この作品は5作品目。
絵の柳原　良平さんは、サントリー宣伝部時代の大ヒット「アンクルトリス」が懐かしい限りです。

物語はとってもシンプルで、「あっ」という言葉と小さな車が登場するシーンで始まります。
それが次のページで車が大きくなって、3ページ目で、僕が乗っているという展開です。
それが、車、電車、船、飛行機と続くのですが、そのリズム感がとても心地よいもの。
きっと、赤ちゃんも、この繰り返しの展開に、惹きつけられることでしょう。
乗物好きならずとも、ファーストブックとしてオススメします。

「あっ」といろんな乗り物をみつけていきます。
もうすぐ指差しが始まりそうな１０ヶ月の娘にもちょうど良い絵本でした。
「あっ」と一緒に指差して車を発見！そして、乗って走る音がこれまた楽しいです。
いろんな物に興味をもって「あっ」とたくさんみつけて欲しいなぁと思いながら、楽しく読めました。

「あっ！」といいながら、車、電車、船、飛行機を発見する話。

この絵本を読んだからなのかどうかわからないけれど、しばらく経ってから、娘は指でモノを指して「あっ！」と口癖のように言うようになった。

「あっ」といいながら、船や飛行機を手でつかもうとする娘を私はかわいらしく思う。