夏に向かっているこの季節、ちいさいお子さんと夏の準備にいかがで
しょうか。
「まめうしくん」でおなじみの、あきやまただし先生の1996年
初版の本です。
海を旅するわたりどりが、何日もひとりでとんでいると、とてもさみ
しくなるそうです。そんなとき、彼に会うとほっとするそうです。
彼の名は、うみキリン。……うみにいるなんて、ちょっと へんな キ
リン。彼をみたひとは だれもいない。でも、うみに、すんでる、なか
まは みーんな しっている。…かれの せの たかさは いちまんメ
ートル……。
表紙を見たとき、キリンだ。うみに かおをだしてる。えっ、何?
って、当時1歳の息子と読み始めました。
読み終わったらなんか、海に「うみキリン」がいそうな気がしてくるか
ら楽しい。こんなかわいいキャラで水面から顔が出ていたら、大きくて
もこわくないかも。
親子で何年も楽しんだ本です。
ある程度、楽しみ消化した絵本は、ご縁のある団体などに寄贈してい
るのですが、これはまだ手元にあります。息子からOKが出ないと
ころをみると永久保存版でしょう。蔵書印を押しちゃおうかな。
絵本はアルバムですね。
今年の夏も、どこかの海で「うみキリン」をさがしている親子がいる
のかしら。