正直、1歳児に理解なんてできるはずない!
読んでいる途中で逃げ出すに違いない!と思って、
出産祝いにもらったものの、
ずっと読んであげてなかったこの本。
私自身、、小さい頃に読んだことのない本でした。
(けっこう、同じ20代のママさんでも「懐かしい〜」って言うので驚いたくらいです)
でも、息子は1歳過ぎくらいからこのお話が大好きで、きちんと最後まで聞いてくれます。
絵も好きみたい・・・
分からないものですね。
もちろん意味なんてわかってないと思いますが、
「それはそれはこわーい」と私が読むと、一緒に「こわーい」と言っています。
そして最近、思いがけず上から物が落ちてきたときとか、生活のワンシーンで「こわーい」という言葉を使い始めました(笑)
ちゃんと身になっているみたいです。
1歳児でも。
ほんとに心温まるお話。
脅しの道具も、すごく怖い凶器とかではなく、こしょうふきつけとか・・・
子供は怖がるのだと思いますが、大人からみたら全然カワイイ(笑)
しかも命はとらないですものね。
根はいい人たちだったんだ・・・
こういう泥棒さんばかりだと、世の中もっと平和になるのかな。
せめて、子どもには、「ホントはみんないい人に違いない」って信じていてもらいたいですよね。
この世は幸せなんだ、生きてればきっといいことがあるんだ、っていう信頼感って、
生きていくうえで根底にあって欲しいものだと思うのです。