2歳11ヶ月の息子に読んでやりました。くまの親子のかわいい会話です。パパがいつもこぐまたちを寝かしつけるときに「せかいいちかわいいこぐまたち」というその言葉に疑問を持つこぐまたち。みんなと違う、女の子だから、ちびだからとそれぞれ悩みを持っていて自信がありませんが、それらの不安をパパは取り除いてあげます。「世界一の宝物度だよ」と。とても心温まるストーリーです。
不思議なのは、ママは一応存在するものの、同じ言葉をママがいうと違和感を感じるとか。そして、ママが説得しようとしても、納得してくれず。同じことを言っているのに、なぜママではだめなのでしょう?パパが同じことをいうと落ち着くのです。ママがダメというよりは、パパがすばらしすぎるのかな?と思いますが、ちょっとさびしいかな?だって、ママも同じくらい愛しているのにね。
息子はにこにこしながら聞いていました。やっぱり「世界一かわいい子」といわれると照れて、うれしそうです。絵本とおんなじだよ、というとまたうれしそう。わかっていても、やっぱりうれしいのでしょう。ついがみがみ細かいことで怒ってしまうので、時々この本を読んで気持ちを穏やかにして、世界一だよというのを伝えてやりたいです。
お子さんにたっぷり愛情をと思っている方には、こんな方法でもいかがですか?