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いきるためには、たべものが必要なのとおなじくらい、 光や、色、物語・・・つまり芸術が必要なのだということを教えてくれる絵本です。 「なにしているの?」とほかのねずみに言われながらも、フレデリックが自分の役割として、光、色、ことばをあつめて芸術を作り出し、ほかのねずみたちに力をよみがえらせること。 みんなと同じように働かないフレデリックを、ほかのねずみたちが少々疎ましく思いながらも排除せず、たべものやすみかを分け合い、いっしょに生活すること。 その両方がきちんと描かれていることが、すばらしいと思います。
投稿日:2010/02/19
スイミーが好きで、フレデリック、は絵を見たこと有る程度で読んだことがなかったので、3歳の娘に読みました。訳が谷川俊太郎なので、言葉がとても選び抜かれているなぁと感じる1冊でした。面白い!とか、事件が起きるような内容ではないので少し娘には退屈だったかもしれませんが、フレデリックの言葉にしっかりと耳を傾けている様子でした。
投稿日:2020/09/09
レオ・レオニの作品は絵が美しいですが これはいったい何を現しているのか? 子供には深すぎて芯のところ分からないのでは? と感じる作品もたまにありますが それでも子供なりにいろいろ自由に感じれば いいのかなと思いつつ読み聞かせしています。 「ちょっとかわったのねずみ」のフレデリックは、 仲間が働いている間、じっとして「ひかり」や 「いろ」や「ことば」を集めています。 非常に異質な存在ですが、 自分と似ているといって共感したり、 仲間とはずれていることに疑問を感じたり どんな風に子供が感じるのか、、、 他の4匹のねずみたちは、フレデリックを見て 仲間はずれにすることもなく、 受け入れ見守っているところがいいなと思いました。
投稿日:2015/07/05
芸術家らしい絵本だなぁ。と感じました。 生きていくうえで必要なことって 勉強するとか、食事とか、運動とか それだけじゃないんだよ。 ということを教えてくれる絵本です。 そして 子供を育てているかたにも読んで欲しい絵本です。 子供の成長って、とても気になりますが 運動能力・学習能力以外にも大切なことはたくさんあるんですね。 うちの息子は、とかくねずみがかわいいので お気に入りの絵本ですが、入り方はそれでいいかなと思います。 彼が、そのうち この絵本の意味をゆっくりわかっていってくれたらな。と思います。
投稿日:2011/12/09
みんなが冬の巣ごもりのしたくをしているのに、「今はおひさまの光を集めてる」「言葉を集めてる」といつも何もしないねずみのフレデリック。冬になってえさが尽きたとき、みんなにリクエストされてフレデリックは言葉をつむぎ始める。 前半は「アリとキリギリス」っぽくて、フレデリックは役に立たないのかも、と思いながら読みましたが、ラストでやっと役に立ち、読者ながら、ちょっと安心。もしこれで困ったときに何もしないとただの怠け者ですから。ほかのねずみたちに非難されずに済んでよかった、、、。 意外な展開で、子供にも面白かったようです。
投稿日:2011/12/04
この絵本を途中まで読んでると、アリとキリギリスに似たストーリーの絵本なのかと思っていたのですが、最後の展開が意外でした!私も読んでいて最後が読めなかったのでとっても楽しかったです。フレデリックが最後に、自分の言っていたことを本当にやっちゃってたのにうちの子は感心してました。なんでもできちゃうスーパーネズミのお話でした。
投稿日:2011/11/25
子どもって優先順位に対してとっても素直です。お散歩していて、目的地に到着する前に、ポケットは小石や木の実でいっぱいになります。自分なりのこだわりがあって、何度も靴下を履きなおします。洗濯のときにポケットから小石が出てきた時、すぐ捨ててしまわずに子どもに尋ねてみます。すると、一つ一つの小石に関して説明してくれたりします。大切なものは人それぞれ。他の人に理解されない事だって世の中にはいっぱいあって、大人になるにつれ周囲の考えに影響されて自分を持たなくなっていくのだと思います。大人は、ゴールがわかっていることに対して、いかに効率よく無駄なくやるかばかり考えてしまいがちで、まわりの景色が見えないことも在ります。 フレデリックみたいに自分の思っていることをやっている子どもを見たとき、とがめたりとめたりせず、理解してやる大人でいたいと思いました。
なんとも可愛らしいお話 そして、主人公の野ねずみ(フレデリック)が、ずっと考えていたこと・・・・ 言葉って、人の心に染み混むと、どんな情景も描けるのだなと、子供も好きですが、私自身がとても大好きな絵本です。
投稿日:2009/05/26
大好きなレオ・レオニの絵本の1冊。 暑い夏の午後。のねずみたちは,冬に備え食料を蓄えていました。しかし,フレデリックだけは何もせず,ぼんやり過ごしていました。そして,寒い冬がやってきました・・・・。 最初に息子に読んであげた時,「アリとキリギリス」の印象が残っていたみたいで,何か納得できない様子でした。 確かに,「働かざる者食うべからず」的な教訓も,必要なのでしょうし,集団生活では,ある程度他人と同じ行動をとることも必要なのでしょう。 しかし,フレドリックの様に他人と違った考え方や行動が,否定されるのではなく,それが役に立つことがあることも子供に知ってもらいたいと思いました。 また,そのことを受け入れることができるように育って欲しいとも思いました。
投稿日:2009/04/13
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