お月さまとおとこのこの出会いが描かれている本です。
字がないので最初息子はあれっ??ととまどっていました。
私がお話を考えながら読んであげると、自分で絵を見ながら想像するんだと理解してそれからは自分でお話を作って読んでいます。
初めてそうゆう本と出合ったのが新鮮だったようで、なんどもなんども一人で読んでいます。
そこでこんなエピソードがありました。
このお話では最後のほうにお日さまも出てくるのですが、お月さまと男の子とお日さまがテーブルに座っている絵のページでは、ちょうどお月さまが目を閉じているんです。
それを見た息子は「お月さまは『お日さま!!まぶしいよーーー!!』とさけびました」とよんでいて、ありのままを受け入れてお話を作った息子が面白いやらかわいらしいやらで私は大笑いしました。
まだ3歳の息子には早かったかもしれませんが、彼なりに絵から気持ちを読み取っていて、子供の新しい姿を発見できたいい本だと思います。
文字のあるお話もいいけれど、こうゆう想像しながら読む本も読む人の数だけそのひとなりのお話があって楽しめるからお勧めです。