子供の頃、「くまちゃんのいちねん」「くまちゃんのいちにち」が家にあり、大好きな絵本でした。よく本棚から取り出しては読み、私は小学校低学年まで結構長い期間読んでいました。
本の中の物を家の中で実際に見つけた時や、少し大きくなってから、本に小さく載っているような物が何なのかがわかるようになると、嬉しかったことを覚えています。
息子にあげようと今読んでみると、やはり時代を感じてしまいます。今なかなか目にすることのない物がたくさん出てきます。
物の名前を覚えるための図鑑としては、少し昔のものになってしまいますが、昔ながらの行事や季節のうつろいを自然に知ることができるという面でとても良い本だと思います。
これまで夫婦ふたりでは行事にうとい生活をしてきましたが、息子と一緒にこの本を読んで、年中行事や季節をいつくしむ暮らしをしていけたらいいなと思います。