「いしぶたくん」 ３歳のお子さんに読んだ みんなの声

この本を読んで、子供は「いしぶた強っ！！」って言って、ちょっと尊敬の目で見てました。「僕も負けない！」って言ってトレーニングのような行動もしてました。男の子におすすめです。

ぶたくんが歩いていると石が落ちてきて、いしのぶた、いしぶたくんになってしまいます。丈夫なんだけど、小さい石につまづいて、普通のぶたに戻ります。

あんまりオチがない作品ですが、いろんなものに注意しようという、危険回避の提起につながるかと思います。特に教訓的でなくても子供は意外に気に入っているようです。

あぶないと言われようとも「いいんだぶー」とズンズン突き進むいしぶたくん。その頑固そうな性格は、くっきり上を向いた眉毛にも表れてるような感じです。石が落ちてこようとズンズン・・・　娘はいしぶたくんの変身シーン？のページがお気に入りなようで、毎回このページになると大笑い。何故か誇らしげにいつもより鼻の穴を膨らませたいしぶたくんが印象的です。小さい子がなんでもやりたがって、傍で見守ってる・・そんな感じの作風です。

２〜３歳児の親子の読み聞かせで、読みました
あきやまさんのスッキリ、ハッキリした挿絵が、子供には見やすいようですね
大きな石に押しつぶされた場面では、一瞬シ〜ン・・・
次の動向を見守り、石がぶたに変身すると、ママたちも笑い出しました
あと、「ぶはははは・・・」と笑いながら歩くぶた君もウケけてましたね・・
小さな石につまづいて、元に戻ってしまったけど、くじけないぶたくんになぜか、尊敬のまなざしが・・・・
勇気をもらった気がしますよ！

今回の主役はいしぶたくん！
なんと石になっちゃうぶたくんです。
ぶたくんが「だいじょうぶだいじょうぶ」なんていいながら、
石が落ちてくる中を走ってるときは、はらはらした様子でみていた息子が、
ぶたくんが石になっちゃったとたん、げらげらげら大笑い。
その後は、もうずっと笑いがとまらないという感じでした。

あきやまさんは、本当にこどもの心をとらえるのがとても上手です。
そして、それと同時に、いつも親に対しても大切なメッセージを送ってくれます。
今回のメッセージも、「そうだよね〜」と自分の子育てをふりかえるきっかけになりました。